老後、ある程度余裕資金があってリスクを取れる経済状況だけど
あまり投資に詳しくなく個別株などはちょっと・・・
といった時に資産運用・分散の一角として 面白いETFをご紹介!
(株式ETFなので預貯金よりは変動も大きいですが老後に 余ったお金の範囲内で
投資を楽しむには丁度いいかもしれません)
【VDC(アメリカの生活必需品株で構成されたETF)】
結論から言うと 今回紹介するETFはVDC(アメリカの生活必需品株で構成されたETF)です。
P&G や ウォルマート など生活必需品を手掛ける 巨大企業が名を連ねるETFになります。
■ 特徴を列挙 ■
・ 生活必需品なので大暴落が起きようが景気が後退しようが
人々が生活していく以上、ある程度は需要がある製品を扱っている
(暴落・不況耐性が非常に強い)
・ 巨大企業が上位銘柄に名を連ねている
・ 生活必需品にかかわっている会社に片寄って投資をするセクターETFというジャンルである
(当然そのジャンルに打撃があるイベントが起こると大きく影響を受ける)
・ ドルで運用するので為替の影響を受ける
・ 大きくて安定した企業が含まれるのでテック企業のETFのような爆益をあげるETFではない
(良くも悪くも 株式ETFとしては値動きが緩やか)
・ 他のインデックスETF(VTIやVOO等)に比べて配当金が高い
・ 超巨大運用会社バンガード社の運用するETFである(手数料も他の類似ETFより格安)
・ 指標である「MSCI US インベスタブル マーケット コンシューマー
ステイプルズ インデックス」に合うように自動的に組み入れ銘柄を
調整してくれる(要するに米国の代表的な生活必需品銘柄の動きに正しく連動
するように自動で調整してくれる)
・ 大暴落後の株価回復も早い
・メリットの裏返しとして 景気好調でイケイケの時はイマイチ伸びない
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【自分が思うVDCの使い方】
使う予定のない余った資金の範囲内で NISA口座でVDCを購入して
ガチ ホールドしつつ 配当は非課税で受け取って日々の暮らしを豊かにしつつ、
値上がり(時には値下がりも)を楽しむという 余裕資金を使った
老後の投資スタイルに良いかもしれません(^^♪
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【余談】
ちなみに類似した銘柄にXLPという物もあります。
VDCが全米の大・中・小 生活必需品銘柄に投資するのに対して
XLPはS&P500に含まれる大型の生活必需品株に投資するETFになります。
当然ですが 値動き的には超、似ています。
(個人的にはVDCとXLPで迷ったらVDCでいいのでは?と考えています)
【余談02】
全世界の生活必需品株に投資をするKXI(iシェアーズ・グローバル生活必需品ETF)
というのもあります。
老後の投資先としては自分は あまりおススメできませんが、
興味のある方は一考してみても面白いかもしれませんね!