★ 我が家の愛犬「プリンさん」も高齢期にさしかかり、日々健康長寿について
手探りしている所ですが そんな中で 自分が世界の超・長寿犬から学んだこと、
生活の中で活かせるような情報をまとめてみました!
皆さんの愛犬の健康維持にも役立つかもしれません。
よかったら参考にしてみて下さい(^^♪
はじめに世界の超長寿犬の基本情報・その他データを列挙した後で
そこから考察される健康長寿のコツ、ハッピードッグライフの秘訣などを
あげていきます☆彡
目次
【長寿犬01】ボビーのケース
基本情報
◎ 名前:ボビ
◎ 国:ポルトガル
◎ 犬種:ラフェイロ・ド・アレンティジョ(護畜犬)
◎ 体格:大型犬
◎ 年齢:30才(2023/3記事執筆時点)
◎ 病歴:現在高齢につき目と歩行が不自由
■長寿の秘訣・その他■
◎ 自然に囲まれた穏やかな環境で育った
◎ 森や農地を自由に歩き回り地域の様々な動物たちと接しながら育った
◎ 水分摂取は多め? (1日に1L程度)
◎ 4匹の仲の良い猫と一緒に生活している
◎ 穏やかで社交的な性格(なでられることを好む)
◎ 食事は人間の食べ物(調味料は水で流してからあげている)
◎ よく眠る
◎ 一度もケージに入れられたりリードでつながれたことは無い
◎ 強運? (他の兄弟は捨てられたが、見落としによって飼育されることになった)
【長寿犬02】プースケのケース
基本情報
◎ 名前:プースケ(雄)
◎ 国:日本(栃木県)
◎ 犬種:MIX(柴犬 × 雑種犬)
◎ 体格:中型犬
◎ 年齢:26才
◎ 病歴:膀胱結石・交通事故4回(内蔵破裂など)
■長寿の秘訣・その他■
◎ 自然治癒力が高かった(交通事故で内臓破裂後に驚異的回復)
◎ 朝夕2回の食事(量販店で売ってる普通のドッグフード・缶詰)
◎ 好物は硬いジャーキーやケーキ
◎ 10分の朝さんぽ
◎ ストレスフリーでマイペースなライフスタイル
◎ 2年に1度歯石除去を行う
◎ 運が良い?(隣の家で誕生後 保健所送りになる前に引き取られた)
【長寿犬03】ブルーイーのケース
基本情報
◎ 名前:ブルーイー
◎ 国:オーストラリア
◎ 犬種:オーストラリアンキャトルドッグ(牧羊犬)
◎ 体格:中型犬
◎ 年齢:29才
◎ 病歴:特になし
■長寿の秘訣・その他■
◎ 牧牛犬としての役割を持って働いていた
◎ その他 公開情報は少ない
【長寿犬04】トビーキースのケース
基本情報
◎ 名前:トビーキース
◎ 国:アメリカ
◎ 犬種:チワワ(愛玩犬)
◎ 体格:超小型犬
◎ 年齢:21才(2022時点)
◎ 病歴:心臓疾患
■長寿の秘訣・その他■
◎ チャイニーズ・クレステッド・ドッグとブルドッグも共生
◎ タイハクオウムとヨウムも共生(タイハクとは仲良し)
◎ ご飯は肉を中心に野菜、米、鶏肉など(バランスには気を使っている)
◎ 好物は七面鳥の肉
◎ 日光浴とドライブが好き
◎ とにかくよく寝る
◎ 6時半起きで朝さんぽへ(日に数回散歩へ行くことも)
◎ 甘いものは決して与えないようにしている
ちなみに 我が家の愛犬たちも愛鳥ポッポさん(ヨウム)と仲良くやっています☆彡 ↓
【長寿犬05】スパイク君のケース
基本情報
◎ 名前:スパイク
◎ 国:アメリカ
◎ 犬種:チワワ(愛玩犬)
◎ 体格:超小型犬
◎ 年齢:23才(2022年時点)
◎ 病歴:目が見えない・耳が遠い(高齢のため?)
■長寿の秘訣・その他■
◎ 7:00~7:30頃起床し、朝ごはんの時間は厳密にはしていない
◎ 農家で様々な動物たちと接しながら自由に生きている
◎ 土曜日はお風呂(週一!?)
◎ 日中は飼い主たちと一緒に牧場へ
◎ 体重は5.8kgとややポッチャリ?(標準は1.5~3kg)
【健康長寿のコツ、ハッピードッグライフの秘訣】
1,比較的良質な食事をしている傾向がある
ドライフードよりは飼い主が調理してあげているパターンが多いように感じるが、
日本の飼育状況では再現が難しい場合もあると思うので、↓
・ 信頼のおけるメーカーさんが製造している
・ ヒューマングレード以上
・ 鮮度のいい状態で製造・流通まで管理
・ 肉・野菜などをバランスよく配合
・ 合成添加物不使用
などの点を注目してチョイスすると
再現性があるのでは? と感じています。
条件に当てはまりそうなフードは以前 "別記事" で詳しく紹介しています。よかったら参考にしてみて下さい♪ ↓
● ワイルドコースト
● クラシックレッド
2,時間帯やシチュレーションに差はあれど外時間を満喫している
外国ならではの放し飼いをされているケースも多いですが、室内飼いの
場合でも散歩は大切にされている方がほとんどです。
我が家のプリンさんも歩くのは嫌いですが散歩の時間になると猛ダッシュで
ペットリュックの中に駆け込みます(;^ω^)
気分転換的な意味でも外へ連れ出すことは健康に良いように感じます。
我が家では一部屋丸ごと荷物を全撤去して、厚手のクッションフロアを敷き
自由に走り回れるペットルームにして常時開放していますが
それでも朝夕のお散歩は大切にしています。
ちなみにペット部屋も網戸ごしに外気を感じられるようにしています(^^♪
3,他の犬・動物とのコミニケーションも大切
大自然の中 放し飼いで地域の動物たちと触れ合っていたり、家に他の動物
(犬・猫・鳥など)がいたりと 様々な動物たちとのコミニケーションの中で
新鮮な体験をしているようです。
ドッグランへ連れ出して他のワンちゃんたちとの交流をしてみるのも良いかもしれません。
我が家の場合はオウムや錦鯉、網戸越しにやってくる近所のネコが
いい刺激になっているのかもしれません。
4,睡眠の重要性
長寿犬の飼い主さんは 愛犬はよく眠ると言われる方が多いように感じます。
もちろん高齢だからという理由も十分あるでしょうが 人間でも睡眠と健康の
相関は疑いようがない とされるように安心安全な環境で快適に心行くまで熟睡
できるというのは長寿と密接に関連しているように思えます。
わが家では以前紹介した "犬とリラックスできるソファー" を日中の休憩場所とし、
夜間は飼い主の布団も自由に出入りさせています。
(飼い主に寄り添って寝ることがほとんどです)
5,自然に囲まれた穏やかな環境
これも多くの長寿犬の生活環境で出てくるポイントだと思います。
もしも家の周りに自然がない場合でも ベランダにプランターでハーブを育てて
ペットドアで自由に出入りできるようにしたり、天然由来のアロマで自然な香りを導入しつつ
窓辺に日光浴スポットを作って ユーチューブで自然音のBGMを流す など
してあげればリラックス効果を高めてあげられるのではないでしょうか。
6,水分摂取の重要性
長寿犬の飼い主インタビューでは飲み水の詳細までは見つけられませんでしたが、
小まめに水を飲んでいる長寿犬は多いようなので水に関しては
こだわってみても良いかもしれません(≧▽≦)
我が家では500mlのボトル給水機に天然シリカ水(軟水)を常備し、
予備として水道水(人間用の水質浄化機を通した)の水皿を置いています。
人間よりも水質の良しあしが分かるようで 基本はシリカ水(軟水)の方を好んで
飲んでいます(^^♪
ちなみに飼っているオウム(ヨウム)アフリカ原産はエビアン(硬水)を好んでいます。
犬種の原産国によって好みが分かれるかもしれないので色々試してみて
体調の良い物を愛用すると良いかと思いました。
7,腸内細菌叢の多様化
大自然の中放し飼いが多いということは 様々な動植物を
興味で口にしていることが想像できます。
自然界の動植物には動物性・植物性の多種多様な菌類が付着しています。
そのことが腸内細菌の多様性(免疫力の向上)に貢献しているのではないでしょうか。
この状況を自宅で再現する為、我が家では
・菌種の多様化(酵母類・乳酸菌・酢酸菌・こうじ類)
・個別の菌種の多様化:例(同じ乳酸菌でもラブレ菌・ビフィズス菌・LG21など)
を考えてベストな菌種配分を日々模索しています。
(具体的な愛犬の腸活関連の試行錯誤の記録は ↓ )
8,自然治癒力(回復力・免疫力が強い)
長寿犬の中には驚異的な生命力を持ったワンちゃんも多いと感じます。
もちろん持って生まれたDNAによるところも大いにあるでしょうが、
日々の生活の中でも向上させてあげることはできるような気がしています。
自分が今までの40年以上の犬飼い生活の中で現在取り入れている生命力向上
㊙アイテムは ↓ の記事で詳細 取り上げています(^^♪
9,日々の楽しみ(散歩・おやつ)の重要性
毎日の心躍る楽しみが有ることも非常に大切な要素であるように思います。
特にオヤツや散歩を心待ちにしているワンちゃんも多いことでしょう。
我が家での取り組みは
・散歩
なにより飼い主が散歩を楽しむことでポジティブな健康習慣として定着させています。
(楽しい散歩コースを複数見つけてローテーション・お気に入りの散歩用シューズを用意など)
・オヤツ
ついやりすぎて栄養バランスを崩しがちなオヤツ。
我が家では総合栄養食と同等の栄養バランスで作られている
グリニーズを活用したりしています(^^♪
ただあげるだけでは愛犬も面白くないでしょうから コングなどのオモチャに
入れて長時間楽しめるようにしています。
歯にも良くて栄養バランスを崩さないオヤツの裏技 ↓
10,拘束がない方が良い?
地域的な特性もあるでしょうが、世界の長寿犬の中には放し飼いで
飼われているパターンも多く見受けられます。
完全放し飼いなら確かに拘束ストレスはゼロでしょうが
日本でこれをするのは困難(;^ω^)・・・
我が家では ペットフェンスを使って危険個所には入れないようにして
その他の室内は基本 自由に歩き回れるようにしています。
ペットフェンスは複数個ストックしておくと来客時に囲いを作って
簡易ケージにしたり、部屋を仕切ったり、階段を封鎖したりと
なにかと重宝するアイテムです!
床には厚手の滑りにくいクッションフロアを敷いて粗相があった場合に
簡単に拭き掃除できるようにしています。
常設トイレは洗い場の中に設置して 万が一周りを汚してしまっても
シャワーで洗い流せるようにしています。
(洗い場が濡れていると入りたがらないのでゴム水切りワイパーを置いて
洗浄後はすぐに乾燥するように工夫しています)
11,歯のケアの重要性
長寿犬は高齢にもかかわらず綺麗な歯が残っていることが多いように感じます。
近年 人間の医学界でも歯周病が全身にも影響する可能性が示唆されているようですし
犬も口内環境の影響は健康を考えるうえで大切になってくると考えます。
これを受けて我が家の取り組みとしては ↓
などを行っています。
12,ややポッチャリが多い!?
たまに人間でも言われることがありますが、老齢になったら少し標準より
太め位がいいのでしょうか?
これに関しては全くエビデンスはりませんが、世界の長寿犬を見ていると
ガリガリよりは ややポッチャリ目の子が多いように感じます。
現在わが家では標準体重の範囲内で最大あたりを維持させていますが
超高齢期に突入したら痩せ防止なども考察してみようかと考え中です。
13,あまり細々と手をかけすぎていない
一般論からは反するかもしれませんが、世界の長寿犬を見ていると
日本の愛犬事情と比べて牧場や農家でそこそこ雑な感じで飼われている印象も受けます。
量販店のフードをあげていたり、シャンプーやケア用品等もとくにプレミアム嗜好
をもって飼われている印象は受けません。
もちろん傾向としては値段に比例して品質もしっかりしている商品が多いように
思えますが 愛犬視点でバランスを考えてあげることが重要に感じます。
例えば我が家ではお風呂の際は天然素材で愛犬が比較的嫌がらない香りのシャンプー
を使用して短時間で洗い上げます。
お風呂関係で考えたことは
・長時間水場でワシャワシャされるのを非常に嫌がる為(拘束ストレス緩和)
・香りには非常に敏感(天然系でも好みが分かれるので特に吟味しました)
・洗剤残りが少なくそれでいて多少の防虫、肌保護効果もある
上記のことを考慮した結果「ハッピーピーター」シャンプーでサクッと短時間で
仕上げることに落ち着きました。
温暖な気候に住んでいるので服も着せません。
日頃のケアもブラシで軽くブラッシングする程度です。
世界の長寿犬にならって 手を入れすぎて拘束ストレスをかけないように
愛犬も飼い主もストレスフリーなベストバランスを日々 模索しています(^^)
結局、日頃の愛情が超大事
日本・世界 共通で長寿犬の飼い主さんが述べているのが
"愛情をもって接している" ということ。
色々と考察してきましたが 結局は愛情をもって接してあげることがなにより(^^♪
大切に思っていればこそ愛犬の為になる情報も集まってきやすくなるでしょうし、
日頃の些細な接し方も向上していくことでしょう。
昔 どこかで聞いた言葉に
"心の持ちようで行動が変わり、行動が変われば運命も好転する"
みたいなのがありましたが、本当にその通りだと感じる今日この頃です(^^♪