考え方 豊かなシングルライフ

生き方の多様性 生涯独身も意外と悪くない

日本には昔から「こうあるべき」があふれています。  

結婚もまたしかりで 20代になったら真剣に考え始め→30代前後で結婚→

同じ屋根の下で暮らし生涯よりそう みたいなテンプレをいまだに金科玉条

のごとく信じ込んでいる人が多いように感じます。  

ひと昔前までは常識だったかもしれませんが、常識は常に移り変わるものです。 

昔は常識 今では非常識というようなことはいくらでもあります。 

例えば 一昔前、昭和初期のころは列車のトイレは線路上に垂れ流すのが

常識でしたが 当時は常識であっても現代の日本で列車が路上に垂れ流しながら

走り回ったら苦情ものです((+_+))   

 時代の常識が目まぐるしく移り変わる中で なぜ、日本の結婚観は いつまでも

旧時代を踏襲し続けているのでしょうか? 

いいかげん新しいライフスタイルに合わせて進化してもいいのではないでしょうか? 

「別居婚」やそもそも結婚せずに生涯独身で過ごすという生き方も

もう少し市民権を得ていいように思います。 もちろん国としては人口減少問題など

深刻な課題でしょうが、それは国の課題であって個々人の生き方を束縛するものでは

ありません。 人の頭数だけにこだわらず、シンガポールのように本当に何もない状態

から税制改革・外資誘致などを通して圧倒的な成長を実現できた国もあります。 

自分のように人との関りが大きなストレスになるタイプは特に結婚のメリットが薄いように

感じます。 よく男性脳・女性脳という言葉を聞きますが、男性と女性では根本的な

物事の考え方が違います。 深く議論すればするほど話の焦点がずれて行ったりするのは

このためです。 男性脳と女性脳が違っている理由は諸説ありますが 

その中の1説によると、そもそも生物の進化というのは数年の長い時間をかけて

ゆっくり変化していくものです。 

人類が現在のようなライフスタイルになったのはせいぜい数年前、 

つまり進化の過程でいえば狩猟生活のころから劇的な変化はしていないということ。 

その当時の人類は男は狩りに行き、その間 女は留守中の村を守るという

ライフスタイルでした。

男は狩りの最中に猛獣に襲われる事もありました。そんな時どのような選択を

すれば生き残る確率を上げられるでしょうか? 

  1. 論理的な思考で判断し、的確に回避 もしくは撃退法を考える。
  2. 感情的な思考におちいってしまいパニックになる。

どちらが生存確率を上げるかは考えるまでもありません。

このことから現在でも男性は論理的思考で物事を考えるのではないかという説です。 

対して女性は男性が狩りに行っている間、村の平穏を維持するのが役目でした。 

村の中では子供の世話や村人同士のもめごと等の問題が起きます。 

そんな時、一触即発の村人同士や泣きわめく赤子に対してどのような

態度でのぞむのが最適でしょうか? 

  1. 論理的に事実関係のみを整理し感情は無視して結論を突き付ける
  2. 感情に寄り添って 納得のいく解決策を一緒に模索してあげる

今度は感情的思考のほうが適切になってきます。 

このことから現在でも女性は感情で物事をとらえる傾向が高くなっているという説です。 

昔はこれでうまいこと機能していましたが 現在のライフスタイルは狩猟時代と

大きく変わっています。 

昔は日が暮れて 男が狩りから帰ってくると、手短に夕食を済ませ即寝るだけの

生活でしたが 現在の人類は夜間の活動時間が大幅に増えた分、男女がお互いに意見を

交える時間が増えてしまいました。 

こうなると上記で記述した男女の思考の違いがあだになってしまいます((+_+)) 

男性脳の特徴である論理的思考と女性脳の特徴である感情的思考は対極に位置するもの。 

当然、意見を交えれば交えるほど意思の疎通に齟齬(食い違い)が

発生してしまいます・・ 

このような そもそもの性質の違いからくるお互いに不毛な争いを避ける意味でも

男女別々に住む「別居婚」や生涯独身というライフスタイルも 一つの選択肢として

もう少し理解されても良いのではないかと思います。 

古い考え方に縛られている人は、結婚そのものがとても良いことのように言いますが 

よくよく考えもせずに結婚してしまったがために家庭崩壊を招いてしまったり、 

よく考えて結婚しても 3組に1組は離婚している現状を考えると3/1の確率で

離婚を考えるほど大きなストレスを抱えているということなのでしょう。 

家庭・仕事のストレスに日々終われピリピリしながら日々神経をすり減らし、家庭では

職場の不満を 職場では家庭の不満を愚痴っているようでは生産性を低下させる

だけの悪循環です。

自分の意志で独身で生きることを決め、自分の生き方に信念を持ち 

言い訳をせず 生産的に生き生きと活躍している人もたくさんいます。 

シングル イコール孤立と誤解されている人も多いようですが、

素晴らしい人生を考える時、友人やパートナーが必ず必要というわけではありません。 

常に集っていることを充実した人間関係と誤解されている人もいるようですが、

意味もなくなんとなく集っているだけの友人や 意見の食い違いを抱え 

お互いにストレスを与え合いながら引きずっているパートナー関係よりも 

通常は個々で活躍していても 必要な時には協力して、未来志向で助け合える

信頼できる仲間のほうが よっぽど人生を豊かにしてくれることかと思います。 

強く信念を持ち 誠心誠意をもって生きていれば 気づけば素晴らしい仲間に

囲まれているものです。 

ここまで生涯独身の良い点を語ってきましたが、自分は決して結婚や友達関係を

全否定したいわけではありません。 

ただ 主張したいのは、日本にいまだにはびこっている旧時代の「こうあるべき」

という常識にとらわれ 思考停止でテンプレート通りの

人生を送るのではなく、様々な選択肢を持ち、自分の意志で選び取っていく中で 

生涯独身という選択肢を「よくないこと」・「異端者」と決めつけることなく

数ある選択肢の1つとして考えてみてもいいのでは? ということです。 

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