ひと昔前までは 人の輪に入るのがニガテな人や いい年になって
ひとり者でいることがマイナスなイメージで見られがちでした。
しかし、最近では多様性が尊重されるようになり 無理に他人と同じ生き方に
合わせたりせずにシングルを貫く人も増えているように感じます。
過去に大ヒットしていたTVドラマ「3年B組金八先生」の作中で
「人という字は互いに支え合って人となる」という名セリフがありましたが
もしもそうだと仮定するならば、他人と支えあいながら どうにかこうにか人生の
荒波を超えていけるのが通常の人間である中、比較的一人でたいがいのことを
こなし(こなさざるを得ない)ながら生き抜いてきているひとり者は
ある意味最強なのではないだろうか? 数人がかりでクリアしていくような人生の
難問を単独撃破しながら進んでいくひとり者、もちろん時には非効率的であることも
多々ありますが、それでも群れなければ何もできない人に比べ 単体の能力が
研ぎ澄まされていることは間違いありません。
しかもこれからは個人の活躍が飛躍的に伸びる時代と言われています。
これまでのように何の変化もないテンプレ通りの日常が延々と続く時代なら
旧時代に活躍した 大人数でつるんでいるタイプの人間が強いかもしれません。
しかし、最近では労働形態にしても社会構造・国際政治にしても激動の時代・・
大人数でゴタゴタしていると 初動のスピードも意思決定の迅速さも何もかも
後手に回ってしまい先行者利益を逃します。 ネット上で大企業をしのぐ個人が
台頭してきているのが何よりの証拠かと思います。
最近はインフルエンサーとして個人で多大な生産性を上げている人も多数存在します。
傾向としてもネットメディアの進化に比例して単独で名を上げる人の割合も
急増しています。
そのような人たちが武器にしているのは、多人数での連携ではなく
孤立した(人とは違う)人生経験を積んできたからこその圧倒的なオリジナリティ!
ビジネス系のユーチューバーで圧倒的なフォロワー数を誇る「マコなり社長」も作中で
「成功者になるということは孤独になるということでもある
喜んでボッチになりましょう」というようなことを言っていました。
大多数の人間が仲間内でのウェイウェイした軽いノリにうつつを抜かしている時間に
心理学に打ち込み それまでの日本になかった「メンタリスト」という概念を立ち上げて
大成功を収めた「メンタリストDaiGo」さん。
同じく大多数の人間が(以下同文)間に当時はあまり注目されていなかったブログ
というメディアで一人真剣に努力して 見事先行者利益を獲得し、
大きな成果を上げた「マナブ」さん。 などのように 圧倒的な個人として活躍する人は
これからも増えていくことでしょう。
といっても上記のお二方のようにめちゃくちゃ研ぎ澄まされたオリジナリティでなくとも
独自の考え方や習慣など、孤立してきたからこその "その他大多数" とは違う
自分だけのオリジナリティというのはこれからの時代を生きていくうえでの強みになると
自分は考えています。
この先、知的労働はAIに 肉体労働はロボットに代替されるようになれば労働力としての
人の役割はますます少なくなっていくことかと思われます。
未来はベーシックインカムのような制度が導入され、働かなくても生きていける社会に
なっていくと考えられている人もいるようですが、それだとしても むしろだからこそ
個人として大多数の思ってもみないようなオリジナリティを発信していくことの価値は
高まり、それによって頭一つ出る存在になれるのではないでしょうか?
ひと昔前までは黒歴史だった「コミュ障」や「ボッチ」の経験も、使い方次第では
生きていく上での心強い武器になりえます! ましてはそれを人の役に立つ形で
発信していけば社会貢献にもつながることでしょう♪
自分自身の長所は長所として生かしつつ、短所や黒歴史はオリジナリティ溢れる武器として
生かしていければより良い人生につながっていくのではないでしょうか(^^♪