みなさんは愛犬の迷子対策してますか? 最近の犬はだいたいマイクロチップが
挿入されているようですが 本当にこれだけで安心できるのでしょうか?
ちょっと考えてみました。このマイクロチップ 首のところに専用のリーダーを
ピッとかざすと ナンバーが表示され、この番号をデータベースと照合して
飼い主へ帰ってくる仕組みになっています。
つまりマイクロチップは専用リーダーを置いてある保健所などで照合しなければ
機能しないということ。 しかし迷子犬は皆 保健所へ直行するわけではありません。
人気犬種や性格のいい犬であれば誰かが拾ってそのまま飼い始めることもあります。
別に悪気があるわけではないでしょうが、人は保護欲がわくと 自分に都合のいい
言い訳を考えるものです。(例えば この犬は前の環境が悪くて逃げ出してきたに
違いない 番号照合で劣悪な環境に戻されるのはかわいそうなので自分の手で
保護してあげよう )等です。実際に以前住んでいた家のお隣さんがそうでした( ;∀;)
そもそも田舎ではそのような概念すらない地域も多く、発見者がそのまま飼い始める
ケースも多いのが現状です。
以下の番外編2で記述しますが 愛犬に「ドッグタグ」を付けることによって
これらのリスクを大きく下げることができると自分は思います。
ほかにも「ドッグタグ」には こんなメリットがあります ↓
- 目立つ首輪とセットにすれば飼い犬であることが誰の目にも明らかになり 放浪中にひどい扱いを受ける確率が若干減る
- 何もつけていない犬が歩いていると見て見ぬふりで放置されやすいがタグが付いていれば 保健所経由で連絡がくる確率も上がる
- 「ドッグタグ」の記載内容によっては拾った人にそのまま飼われる確率も減らせる(番外編2で紹介)
- 単純にスタイリッシュ チャームポイントとしても◎
自分は大切な愛犬との絆を守る為にも 常時「ドッグタグ」は付けるようにしています。
犬を飼って30年以上になりますが今まで使ってきた「ドッグタグ」と関連アイテムを
ピックアップしてみました。 参考にしてみて下さい(^^)
1,ステンレス ドッグタグ
まずご紹介するのは ウマヤスさんのステンレス ドッグタグ。
ドッグと付いていますが人間用です。あえて人間用をチョイスするのには
大切な理由がありますが、後の項 「まとめ」で記載しているのでここでは省略します。
このドッグタグ 素材がステンレスですので 丈夫でサビにも強め!
元々ネックレスなのでチェーンが付いていますがこれは使わないので ニッパーで切って
バチカン(チェーンを通す穴)とタグの部分だけ使います。
色付きや装飾付きの物と比べ シンプルで経年劣化が少ないのが特徴です。
刻印なので塗料が落ちる心配もなく、追加料金1620円で裏面への記入もできるので
伝えたい情報やコメントが多い方も両面を使ってしっかり伝えきることができます♪
スタイリッシュに行くなら 片面はネームプレートとして、もう片面は迷子札として
利用してもいいかもしれません (^^♪
価格もリーズナブルで コストパフォーマンスの高い商品だと思いました。
2,オーダーメイド チタン タグ
こちらは我が家のピノ君が赤ちゃんの時から愛用しているオーダーメイド ドッグタグで
こちらも人間用のタグになります♪ 人間用を使う理由については
下記の「まとめ」の項で説明してあります。 チタンはドッグタグに必要な
性質を高レベルで備えた最適な金属ですが ただ一点だけ欠点があります。
それは加工が非常に難しいこと (;´Д`) しかし「チタン工房キムラ」さんは
チタン製品専門店だけあって見事な職人芸で美しく仕上げてくれます♪
価格は高くなりますが 自分が30年間使ってきた中では断トツのクオリティです!
我が家は 海・山・森 等のフィールドへ遊びに行くことが多く、かなりハードな
環境で酷使していますが ほぼ劣化ナシ!!
チタン製なので海水や人の汗などが付いても腐食の心配がありません♪
また、金属アレルギーでも安心です(*´ω`)
3年間酷使した後の様子 ↓
暴れん坊のピノ君が島の大自然フィールドで3年間 岩や木にガンガンぶつけまくっても
この視認性!! ペット用に比べ 刻印が深いので3年たっても見ての通り文字
くっきり! そしてチタンのもう一つの特徴 とにかく軽い!
これだけ軽ければ小型犬でも負担にはなりにくいでしょう(^^)
細部まで繊細に作りこまれており、バチカンの合口まで丁寧に溶接仕上げしてあります!
まさに妥協を許さぬ職人芸! 問答無用で過去最高のクオリティでした。
その分お値段も過去最高でしたが(;^ω^) お財布に余裕がある方は間違いなく
コレ1択でしょう♪ ↓
3、「てるべる」さんの首輪
続いてご紹介するのは 「てるべる」さんの首輪です。
首輪はドッグタグとセットで常時着用する大切なアイテム 首輪に求められるのは
視認性・耐久性・ファッション性・快適性などです。
「てるべる」さんの首輪はこちらのページでも紹介していますが、この4つの性能を
みごとに備えた良品です。シンプルかつスタイリッシュなデザインに加え、
愛犬の付け心地を考えつくした こだわりの逸品です♪
肌に触れる部分は優しい素材を縫い込み、エッジは滑らかな仕上げ。
縫い方から織り込みの手法まで細やかな所まで革職人さんの技術が光る
良品になっています。上記で紹介したチタン ドッグタグと一緒に装着しているのですが
耐久性の高さも素晴らしく3年経過後も上の写真で見ての通り色の剥がれもありません♪
遠目からでも美しく良く目立つので ドッグタグとセットで付けるにはもってこいの
良品だと思いました。
番外編 1、チタン キーリング
細部までこだわりたい方へおすすめなのが チタン製のキーリング!
純チタンを使用した高品質のキーリングで、首輪とドッグタグをつなぐのに
最適なアイテムです。 せっかくドッグタグを付けてもキーリングが壊れて
タグが外れてしまっては元も子もありません( ;∀;)
チタンはとても軽く、非常に耐食性に優れた金属なのでドッグタグ用の
キーリングとしては最適な素材かと思います♪いろいろなサイズがありますが
ドッグタグ用なら直径18mmくらいがスタイリッシュに決まるような気がします。
番外編 2,30年使ってみて感じたおススメ刻印内容
自分が30年以上ドッグタグを使用してきて感じたおススメの刻印内容を
ご紹介しようかと思います。(制限文字数や好みで多少変更されてもOKです)
まず書き出しは 「探しております どうかご連絡下さい」と書きましょう。
「探しております」の文章の感じで なんとなく飼い主が年配でしっかりした
人物であるかのような印象になります。 (ファッションで付けてるだけのような
印象よりはずっと真摯に受け止めてもらえる確率が上がると考えています)
続く 「どうかご連絡ください」の文章で丁寧に訴えかけられると 拾ってそのまま
私物化するような人でも多少でも良心があれば ためらいがうまれるかもしれません。
しかも大切な家族として しっかりと飼われていることも伝わりやすくなるかと思います。
そしてすかさず分かりやすい位置に連絡先を記入します!
住所を記載するとなにかと心配なので 自分は電話番号を記載しています。
続いては愛犬の名前を書き入れます「名前は○○君です」のように記入して 愛犬が
大切な家族の一員として飼われているということを伝えます。
そして最後に 「飼養所有者登録済です」と記入して きちっと登録を済ませ
所有者がいることを念押しすることで私物化心理を多少抑えることができるかと思います。
ドッグリテラシー低めの田舎であっても "なにか登録されているらしい" という
意図が伝われば 私物化するのをためらうかもしれません。
まとめ
以上ご紹介してきた「愛犬と離れ離れになりたくない人の必須アイテム「ドッグタグ」
ですがいかがだったでしょうか。 ペット用迷子札もいろいろと出回っていますが、
30年以上試行錯誤してきた結果、自分は基本的には人間用を転用するようにしています。
理由としては 同じ価格帯の製品を比べてみると どうしてもペット用のドッグタグは
品質管理が人間用と比べて劣る場合が多いように感じます。
ペット用の製品も試してきましたが 刻印がとても浅くて細かい擦り傷ですぐに
見えなくなってしまったり、印字の物でも文字が薄れたり 剥がれ落ちてしまう物が
多かったです。そこで自分が目を付けたのが軍人が戦地におもむく時に付けている
人間用のドッグタグ! これなら人間が日常生活で付け続けていても 劣化して
クレームにならない程度のクオリティーはありそうです。
実際に購入して使ってみた感想は 上記の商品レビューにある通り 想像以上の
クオリティ! 彫りこみは深めで シンプルさデザイン性もバツグン!
各部の作り込みもペット用とは比較にならない丁寧さでした(*´ω`)
迷子札の実際の効果には賛否両論あるようですが、我が家の場合は
9年前、愛犬「プリンさん」が迷子になった際 迷子札を頼りに保護された方から
連絡があり 無事帰ってこれたことがありました。自宅からだいぶ離れた場所で
発見されたそうで 迷子札がなかったら9年前に離れ離れになっていたでしょう。
その時から現在まで活躍し続けているプリンさんの首輪&迷子札(現在の状態)です ↓
表はネームプレートにしていました。
プリンさんのドッグタグを製作依頼した当時は番外編2,で紹介した
鉄板刻印文章テンプレも考えていなかったので 簡素な文章です。
裏面が迷子札になっていて ↓
こんな感じです。さすがチタン!9年たっても十分使えるレベル!!
チタン焼き付け印刷のオーダーメイドタグ&てるべるさんの首輪の組み合わせ
(残念ながらチタン焼き付け印刷は現在制作していないそうです)
9年たった今でも現役で使っています!
マイクロチップだけでは心配な方は大切な愛犬との絆としてプレゼントしてあげる
のもいいかもしれませんね (*´▽`*)