お店で本格的な燻製を購入すると そこそこな値段がしたりします。
しかし少し工夫すれば自宅でも簡単に本格燻製って できてしまったりします。
しかも自分で作れば風味の強さも自由自在!使用する木材を変えれば
風味の種類まで思うがままにあやつれます! 食材も定番のものから
レアなものまでなんでもあり☆ということで今回はどこにでもある
一斗缶を使って手作りで燻製機を作ってみました。
用意したもの
●フタつきの一斗缶(菓子の空き缶など)
●電動ドライバー
●つくりが弱っちい金網 2枚(100均で購入)
●ボルトとナット(4cmほどの長さ・太さは3mmほど)
●(なくてもいいが あると安心→)水受け用小皿
●(なくてもいいが あると便利→)温度計
●自宅にある小さいフライパン(テフロン等の塗装がされていないもの)
1、材料を調達
●まずは一斗缶 通販で送料込み2000円ほどで売っていますが、自分は人気店のせんべえの空き缶を使用しました。容器が目的ですが 絶品せんべえが堪能できて差額1000円ちょいならこっちのほうが断然いいってことで(^^)せんべえつまみながらDIYを楽しみましょう!
(注意)缶に塗料を使用しているものや有害な物を入れてあった容器は使わないようにしましょう
←人気店のヘルシーなノンフライせんべえをポリポリやりつつ燻製機作り開始!(;^ω^) |
●電動ドリル ちょっとしたときにあるとすごく便利なツールなのですが
値が張るイメージで手を出していなかったのですが、思ったよりぜんぜん安くで
売っていたので購入しました ↓
←普通に日常生活でも大活躍するツールなので趣味以外でもお世話になりそう。以前はちょっと値が張るイメージでしたが、最近はだいぶ安くなってきているようです!楽天で高評価な割にリーズナブルな価格、しかもドライバーと穴あけビットもセットということで燻製機作りに最適! |
●金網2枚(四角くてやわらかめな物) 普通に100均で売っているもの
●ボルトとナット2袋(通販のメール便で購入しました) ↓
←メール便を利用すると送料164円で送ってくれます。10本入りなので今回は2袋注文しました。 |
●水受け小皿(なくても可) 100均で横14×長さ24×高さ1cmの鉄皿を購入
●温度計(なくても可) 自分は通販でも好評判のこれを購入しました ↓
←あるとなにかと便利なツールです。熱燻・温燻・冷燻などこだわり製法で燻製の世界を よりいっそう楽しみたい方向け (あと熱しすぎて焦げてしまうのを防ぐこともできます) |
2、いざ 製作開始!
まずは底辺のキリトリです!一斗缶はやわらかいアルミ素材なので
自分は缶切りを押し付けながら切ったり、アウトドア用のナイフを使って少しずつ押し切り
ました。(グラインダーがあれば楽勝で切断可能です。)
下から見た設計図 ↓
キリトリ後 ↓ (設計と違う部分はテスト使用後に少しカスタムしました
テスト使用後に撮影したのでボルトもささっています)
次は金網を乗せるためのボルト穴をあけてボルトを設置します。
穴あけ箇所 ↓ 正面と裏面 同じように設置します
1~2番は上段の網のせボルト
3~4番は下段の網のせボルト
これだけでも十分なのですが
●食品に直接熱が当たることによるこげ を防ぎたい
●肉汁などが落下した時の異臭や発火を防止したい
等の理由から自分は水受け皿を設置しました。
(水受け小皿が必要なら)5~8番も設置
5~8番の幅は100均で購入した皿のサイズに合わせる
自分はこんな感じの鉄皿を購入しました ↓
最下層に設置した水受け皿が直下からの熱風と食材から垂れる肉汁を
いい感じにへだてて 両サイドの隙間から煙だけ通過できるしくみ
下の写真のように熱源の上は焦げやすいです、水受け皿がいい感じに熱を
ガードして煙だけ上げてくれます。 ↓ (中心が熱で焦げています)
水受け皿のみ設置して上からみた写真 ↓
9番はフライパンの柄が通るサイズにキリトリ(下の写真参照)
自分は家にあった小さめのフライパンを使用しました ↓
カセットコンロにかけてみた図 ↓
上から見た写真(フライパンのみ設置) ↓
穴をあけてボルトを設置した様子 ↓ 裏面も同様になっています。
これで完成でもいいのですが、自分は熱燻・温燻・冷燻など
こだわり製法を楽しみたかったので温度計も設置!
使ってみてわかったのですが、燻製機の内部温度ってけっこう上がりやすいです( ;∀;)
ミスして焦がさないためにも温度計は非常に便利なツールだと思いました。
設置方法は超簡単 まずドリルでフタに穴をあけて ↓
差し込む 以上(;^ω^) ↓
そして最後に100均で購入した金網2枚を上段 下段に挿入して完成!
この時ぴったしサイズならベストなのですが、だいたい はみでるので
折り曲げて設置します。(材料の欄でつくりの弱っちい金網と書いたのは
折り曲げ加工が楽だからです(;^ω^) 下の方を折り曲げてあります ↓
3、まとめ
以上 2段式 一斗缶燻製機 作ってみた! でした。
自作の醍醐味はなんといっても 使用する中で自分好みにカスタムできること。
これから使っていく中で、いろいろなひらめきを取り入れつつ自分だけのこだわり
燻製マシンに仕上げていこうかと思います!(というかすでにフタの取っ手や細部の寸法な
ど最適化中です) 今後実際使用する様子なども掲載していこうかと思います。
みなさんも興味があればぜひ楽しんでみてください♪では (完)