南国らしい立ち姿で観葉としても見栄えが良く、果実も
野菜・フルーツとして食べられて しかも健康にもいい!
そんな魅力たっぷりのトロピカル果樹 パパイヤ。
我が家にも数年前に植えたパパイヤの木があるのですが、ここらの地域が
環境があっているのか 年中絶え間なく実をつけています(^^♪
熟したものは食後のデザートとして、また 青いうちは野菜として
毎日の食卓で重宝していますが 一人暮らしの自分では食べきれないくらいです(;^ω^)
そんなパパイヤの木ですが 立ち姿も南国情緒あふれるたたずまいなので 観賞用の
庭木として増やしてみようかと今回種取りから苗作りまで挑戦してみました♪
収穫→種取り
まずは 種取りできそうな 良く熟れた果実を探します。
パパイヤの実は下の方ほどよく熟れています。 黄色くなっている実は
野菜パパイヤからフルーツパパイヤに変化している途中です ↓
さらに熟成が進んで指で穴をあけられるくらいまでやわらかくなったら
中の種もいい感じに仕上がっています! ↓
この実はちょっと下の方が腐りかけていますが、種取り用には
むしろこれくらいが良かったりします♪
半分に割ってみると こんな感じで真っ黒に出来上がった種が
びっしりつまっています(≧▽≦)
この黒い種をそのまま蒔いても 周りをゼリー状の発芽抑制物質が覆っているので
発芽率が悪くなってしまいます。
そこで 少し面倒ですがこのゼリー状物質を剥がしていきます。
さらに発芽率を高めるために メネデール液に一晩ほどつけてから蒔くことに
しました!
種まき→成長
とりあえず 一直線に筋状に蒔いてみることにしました♪
10日後・・・ 無事発芽しました!
思ってた以上に良好な発芽率!
ほとんど発芽しているんじゃないだろうか(*´▽`*)
温かい時期に植えたので成長も早い早い!
すぐに ギッチギチになってきたので、3鉢に分けて植えなおしました♪
2~3週間経過後に成長の良いものを選別して1鉢につき2~3本に
していきます。
このくらいまで成長すると 根っこもしっかり張ってくるので
地植えにしても問題なさそうです♪
こんな感じで しっかりした根っこが形成されています ↓
初めのうちは 急激な乾燥や 強い日照り、風による揺さぶり
の影響を受けやすいので わざと周りに植物が密生しているところに
植えてみました。
2~3週間は 周りの植物の勢いに負けないように侵食してきた周囲の
植物の葉っぱをこまめに刈ってあげます。
背丈が伸びて周りの植物を追い越したら放置しても大丈夫です!
初めのうちは肥料はやらずに、根がなじんで成長が始まり 伸びる速度
が速くなってきたら堆肥などをあげて成長を促進してあげます(^^♪
良い感じのパパイヤ並木になってくれました!
ちなみにパパイヤの木はオスとメス 両性があり、オス株には実がなりません
この木はメスだったようで形のいい実がしっかり実ってくれました!
種からの育成の場合、味は成長して実ってみないと未知数なところが多いですが
今回のパパイヤたちは運よく極上株に育ってくれました!
豊産性で一年中次から次へと美味しい実をつけてくれます!
野菜として青いままでも非常に美味でしたが、追熟後の糖度が半端なく
フルーツパパイヤとして楽しんでいます。
(パパイヤ並木にする予定でしたが 美味なので急遽食用に転換・・)
種からの育成はこういうサプライズも面白くて良いものです(^^♪
パパイヤは成長が早く 暖かい地域ならすぐに収穫ができるようになる
ので、家に1本植えてみるのも面白いかもしれませんね(^^♪
また見に来てね♪