「水槽で健康的で美しい錦鯉を育てたい!」そう思って 今まで試行錯誤してきました、
水質・水流・爆気・照明・水温などある程度 飼育設備で解決できる問題は
解決してきたのですが 日々のエサやりだけはなかなか調整にてこずってきました('ω')
そんな中で 現在ある程度確立してきた基本エサの種類・配分など、
2021年現在の状況で紹介してみようと思います!
(金魚用でも意外と使える!)水質向上餌
まずはこちら「プロリア 金魚の健康食」!
水槽飼育で死活問題となる水の汚れ、 こちらの餌は
- ひかり菌による汚れ分解促進
- 梅エキスによるコケ抑制効果
をうたっていて、水質向上効果が期待できそうな餌になっています。
金魚用ですが 鯉の水槽飼育をしている方の中には金魚用の餌を使用している人も
いるようですし、特に問題なく飼育されているようなので とりあえず自分も
(8月~10月)の3か月ほど試してみました♪
気になる結果の方は・・・
水が綺麗になったような気はする(;^ω^)・・
というのも以前「最強の上部フィルターカスタム」で紹介しましたが 改造フィルターの浄化能力が
規格外すぎてもともと超・透明だったので見た目の変化が分かりずらい
ただ、フィルターに溜まったフン等の固形物の分解は早いような気がします。
コレがひかり菌の効果なのかな?
粒の大きさは小粒なので水槽サイズのミニ鯉でも食べやすいサイズになっています♪
コケのほうは若干少なくなったような感じではあります。
(ザ・定番♪)ひかり胚芽
こちらは錦鯉ファンならおなじみの「ひかり胚芽」!
水温の低い冬場や、白地を美しく仕上げたい時などによく使います。
栄養価も十分なので年中通してあげても問題はありません('ω')
白地仕上げ餌には同じメーカー、キョーリンさんから「白虎」という餌も
出ているのですが、こちらは品評会前などに短期集中であげる特殊な餌
のようで 年中与えるにはちょっと栄養バランスが偏っているような印象です。
このひかり胚芽 自分は冬場(11月~3月)の間与えてみました。
感想としては 食いつきは普通、消化管に優しい小麦胚芽が原材料なだけあって
消化の方は非常に良好です!
水温の低い冬場でも体調を崩すことなく元気に乗り切ることができました。
長年 愛鯉家からの信頼を得てきただけのことはあります!
白地も明らかにキレイになってきました(^^♪
ただ、名前に「ひかり」と書いてありますが ひかり菌は入っていないようなので
ひかり胚芽をあげている間は上部フィルター内にPSB
(水質浄化用の光合成細菌)を添加していました。
(特上の緋色を!)咲ひかり色揚げ
冬場はひかり胚芽で白地を強化していたのですが、やはり「緋色も美しく仕上げたい!」
ということで 夏場はこちらの「咲ひかり 色揚げ用」を試してみました♪
一般的に売られている鯉の餌の中ではかなりこだわった配合の餌になると思います。
しかし、2kg入りとけっこう量多めのロットで売られている分 gあたりの単価は
押さえられ、そこまでエサ代が気になることはありません。
4月~8月まで実際にあげてみて感じたこととして。
まず、分かりやすかったのは緋色の発色が明らかに良くなりました!
ただ、水の汚れが若干気になる・・・(;^ω^)
栄養豊富な色揚げ飼料なので仕方がないことなのかもしれませんが
わが家の最強カスタムフィルターをもってしても、フンをしてから
2~3時間は水がかすかに白っぽく濁ります。
ひかり菌配合のおかげか しばらくすると透明に戻りますが(;^ω^)
餌の見た目は ↓ な感じ
少しテリがあり、黒っぽくて確かにギッシリ栄養が詰まっていそうなルックスです!
食いつきは かつてない程にガッツきます♪
水槽飼育の餌としては水質への影響が若干気になるところですが、
色揚げ効果は本物。
紅白の緋色が明らかに赤みを増しています!
ただ 少し白地が黄ばんだような気もします・・・
水質の多少の悪化に目をつむって発色を取るか? 悩ましいところです・・
3種類 比較
発色 | 水質・消化 | コスパ | 総合評価 | |
プロリア | 特に体色に変化はなし | 少し水が綺麗になった? 消化は普通 | △ | 単価がやや高め、水質にこだわるなら選んでもいいかも |
ひかり胚芽 | 白地が綺麗になる・緋色は変化なし | 水質は可もなく不可もなく。消化は断トツでいい! | 〇 | 低水温時の餌としては文句なし |
咲ひかり | 緋色は美しく・白地はやや黄ばんだ? | 水質は一時にごった? 消化は普通 | 〇 | 色揚げ効果は本物。水質管理には注意 |
まとめ
約1年いろいろ試してみて 結論としては
1,冬場の低水温時は「ひかり胚芽」をあげつつ、光合成細菌PSBをフィルターに添加。
2,夏場は「咲ひかり」をあげつつ フィルター掃除・水替え多め。
といった感じで落ち着きました♪
また、たまに以前の記事で紹介した「発酵餌作り」などの体調管理法も導入しています!
(当時はひかり胚芽をメイン餌、補助食として発酵餌をあたえていました)
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