今回注目したのはVT(全世界株)ETFです。
VTは全世界の投資可能な銘柄の90%以上をカバーしているというETFです!
この1銘柄に投資するだけで全世界の株式へ分散投資できるイメージ( ;∀;)
そして今回紹介するVTへの投資で重要なポイントですが、
今すぐ投資するのではなく 暴落待ちのポジションを取るということです♪
現在はコロナショック時の世界的な緩和政策の影響で不安定な急上昇相場
ですが、正直マーケットは非常に不安定な状況に見え 少しの不安材料で乱高下
している状況です(;^ω^)
そこで 考えたのが とりあえず以前「暴落待ちポートフォリオ」で紹介した
銘柄に投資して 30%~60%の暴落が起こるまで待機、もしくはドルや円などの
キャッシュポジションで暴落を待ち 暴落が起こったら段階的にVTへ
かけ替えていくという投資アイディアです(^^♪
大底は狙えないでしょうが 最高値圏でつかむよりはだいぶ下落リスクを
押さえて投資できるのではないかと考えます。
VTは全世界株式といっても 正確には細かい銘柄まで全てカバーしている
訳ではありませんが、ほぼ全世界の経済の成長力を取り込む形で
成長していくETFになります(≧▽≦)
個人でリサーチするのはめんどくさい新興国の小型株に至るまで
なんと9000銘柄以上が組入れてあります。(個人では絶対無理な超分散)
とはいっても多数の銘柄にバランスよく分散しているというよりは
規模の大きな企業には大きく振り分ける「時価総額加重平均型」という
分散スタイルになっています。
2021年現在でも投資地域別では米国が50%以上で株価もほぼ
米国株価指数連動型のETFと連動しているような状況です。
というと同じ動きなら経費率の安いVOO(米国SP500連動型ETF)で
いいのでは? (VT0.08% ・ VOO0.03%)
となりそうですが、VTの場合、先ほど触れた「時価総額加重平均型」
という特徴が非常に魅力的で 全世界の株式に時価総額加重平均で
投資するということは もし仮に中国やインドが今後経済力で米国を
上回るような時にも自動的にリバランスして成長力のある銘柄を組み入れ
逆に成長力の衰えた銘柄はフェードアウトさせて銘柄の調整を
してくれるので 今後どこの国が成長しようとも確実に世界経済の成長の
恩恵を受けることができます!
毎日多数の銘柄チェックをできない一般の投資家でも ほったらかしで
世界経済の成長に乗っかれる!
1つの国だと一方的に衰退の道へ進んでしまう可能性もありますが、全世界
、しかも超長期投資でとなると人類の経済発展そのものを取り込んで
いくようなものなのでほぼ確実に(人類の経済発展が超長期で後退し続けた
ことは今のところ皆無なので)利益を狙えるかと思います。
【注意】15年以上の長期の場合です(数年間くらいの投資期間ですと50~60%
の下落の可能性は十分にあります)
大暴落時に買い入れて 超・長期でほったらかし投資するにはこの上ない
銘柄ではないかと自分は思います。
ちなみに株式型のETFなのでちゃんと分配金も出ます! 分配金利回りは(2020時点で1.90%)。
外国株はちょっと・・・ という場合は 日本のETFとしては似たようなものに
楽天から出されている「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」
というものがあります。 (内容としてはVTとほぼ同じです。)