2021年6月現在で注目している銘柄第4段は
GLDM(SPDR® ゴールド・ミニシェアーズ・トラスト)です!
GLDMはロンドンでの金価格に連動するタイプのETFになります。
金価格に連動するだけなので配当はなく、利息などもありません。
今まではそこまで大きく注目はしていなかった銘柄ですが
しかし、2021年現在非常に投資妙味を増してきているように感じます。
というのも 2021/6現在コロナショック対策としての世界各国の
緩和政策によって市場にあふれた大量のマネーによって株式市場は
バブリーな上昇を見せていますが、コロナショックで経済は大打撃を
受けたのに かなり いびつな相場状況に見えます。
いつまでも一直線で上昇し続ける相場はありませんし、昨今
次の大暴落はテーパリング(金融引き締め)のタイミングか?
という議論も多く聞くようになりました。
おおかたの予想を総合的に判断すると 早ければ年末までに
遅くとも5~6年以内には前代未聞の大暴落が起こる可能性も
あるように感じます。
かなり想定期間の幅が広いですが 長期投資スタンスの自分としては
そろそろ大暴落に備えておきたいところ。
そこで出てくるのが有事の金です!
といっても現物のインゴットだと保管コストや流動性がイマイチ・・
そんな時 現金裏付けがあって、ネットで簡単に売り買いもできて
しかも現物の金の裏付けもあるETFの登場です!
金は相場のクラッシュ時に資産防衛手段として買われやすく
株と逆連動することの多い資産です。
それに加え2021/6現在 金は長期でのコモディティサイクル(一定期間
周期で金・銀などの価格が上昇するサイクル)中で中・長期的には
上昇する確率が高いと言われています(注意、絶対ではありません)
以上を踏まえて2021/6月現在の相場状況では
◎ 資産防衛手段(株式暴落時に利益)
◎ 何事も無くても資産価値上昇(コモディティサイクルでの利益)
◎ 外貨建てなので円建て資産に対しての為替ヘッジとしても面白い
などの観点からGLDMへの投資は考えてみる価値があるのではないかと
思っています。
もちろん資産全振り等というエキサイティングな奇行に走るのではなく、
余裕資金の中から10~30%程度を振り分けるのがベストではないかと考えています♪
GLDMへの投資メリットとしては
- 経費率が安いので(GLDの半分程度)長期保有向き
- 金の裏付け(金塊)があるので安心:ペーパーマネーではない
- 信頼のある運用会社:ステートストリート社
- 相場のクラッシュ時に上昇する率が高い
- 長期のコモディティサイクル中
デメリット
- 金ETFとしては歴史が浅い2018開始
- ファンドの資産総額が小さい
- 流動性もGLDなどと比べると低い
- 会社の株式と違って配当がない
- そこそこ変動幅が大きい(上昇・下落共に)