南国フルーツとして知られているパイナップル。
普通は切り分けられたものを買ってきたり 缶詰で済ませたりすることが
多いと思いますが、ちょっと変わった楽しみ方(倹約方法)として
ヘタ付きパイナップルのヘタの部分をガーデニングや鉢植えにして
再利用するというのがあります。
自分も前々から興味があったので、挑戦してみました。
何度か失敗しましたが なんとか素人でも簡単にできそうな方法まで行き着いた
ので、今回はその手順を紹介してみようかと思います!
ヘタの下処理
今回使用したのは 普通に近くのお店で売っていた安売りのパイナップル
マウスよりちょっと大きいくらいの小ぶりなパイナップルです(^^♪
まず 下の果肉の方は普通にフルーツとして食べ、残ったヘタの部分を
下図のように下葉をきれいに落とし 果肉質の部分もカットして取り除きます。
葉は2cmほど下葉をむしり取るといい感じです♪ (下葉や果肉が残っていると腐敗の原因になってしまいます)
水挿し・発根
次は空の500mlペットボトルを用意し、真っ二つに輪切りにします。
そして底面側のペットボトルを机に置き、その中に 飲み口側のペットボトルを
飲み口を下にして突っ込みます。
そこへ水を注ぎ、先ほどのパイナップルの挿し穂を置きます。
葉の茂り方によってペットボトルの切りしろなどは調整すると安定します。
あとは水が腐らないように毎日水替え(水道水が良い)しつつ、2~3週間
発根して根が1~2cm伸びるまで維持します。
地植え・育成
根が2cmほどまで伸びてきたらいよいよ地植え(プランターでもOK)です!
パイナップルはやや乾燥気味な土の方が元気が出るような気がします。
こんな感じで若干荒地ぎみなところに植えるようにしています(;^ω^) ↓
うまく根付いてくれれば数か月で新しい葉が茂り始めます♪ ↓
実が生るまでは数年かかることもありますが、銀色の葉が観葉植物としても
楽しめるので鉢に入れて観賞用にしても良いかもしれません。
温かい地域なら露地栽培可能ですが、10度以下になるようなら鉢植えにして
冬は室内に取り込んだほうが良いかもしれません。
水かけも週に1回程度でOKなので手間もかからず楽しめます。
ちなみに多湿にしてしまうとすぐに根腐れを起こしてしまうので
あまり頻繁に水かけをしないほうがいいです(;^ω^) ↓
ミニパイナップルでも
ちなみに観賞用として人気の「ミニパイナップル」でも
同じ方法で増殖が可能です!
ヘタの部分を切り離して全く同様の方法で発根させ、植え付けます。
ミニパイナップルの場合 作りが小さく可愛らしいので、このまま栽培しても
観賞用になるかもしれません('ω')
脇芽からも増やせます
うまく根付いたパイナップルには脇芽がでてくることがあります。
これを切り取って挿し穂としても同様に増やして行くことが可能です!
以上、パイナップルを再利用して苗を作る方法でした。
ヘタ付きパイナップルを購入した時はぜひチャレンジしてみてください(^^)