美しく整ったお庭つくりも楽しいですが、整えれば整えるほどに
美しさを保つ手間が膨大になってきます(;^ω^)
自分は そこそこ手入れを楽しめて自然な感じの美しさが持続するような
"ナチュラルガーデン" を目指しています♪
土つくりもなるべく自然の物を活用して化学肥料に頼り過ぎない
庭つくりを心掛けています。
今回は持続可能な土壌改良法として試行錯誤してきた「雑草堆肥」
について紹介してみようかと思います!
10年経過後の変化
【10年前の様子】 ↓
とにかく土が硬く、乾燥もひどかった為、屈強な球根類しか育たない状況でした・・
仕方がないので土地に半・自生している野生種?のアマリリスを植えまくって
しのいでいました(;^ω^)
【雑草堆肥で土壌改良を続けること10年・・・ ↓ 】
めっちゃギッシリ!!
- レースラベンダー
- うなずき姫ふよう
- カプーアトゥルーシー
- ミニバラ
- ゼラニウム
- 斑入り小葉ハイビスカス
- フウリンブッソウゲ
多種多様な植物種が茂りまくり(≧▽≦)!!
(アップで ↓ )
これぞナチュラルガーデン♪
想像以上の効果。
開拓当初はツルハシで耕していましたが、今では華奢な百均スコップでサクサクいける!
多様な植物種が植わっているので 春しか咲かない球根と違って年中花いっぱい!
ちなみに土壌の栄養状態が好転した効果で周辺に雑草が茂るようになりましたが、
それも雑草堆肥にして再利用(^^)
【さらにパパイヤ花壇の下にラベンダーを植えてみました ↓ 】
パパイヤの花壇も同様に雑草堆肥で土壌改良!
パパイヤの葉陰になっているにも関わらず旺盛に開花してくれています!
これが地力底上げの効果なのか!?
これを見ると雑草も宝の山に思えてきます☆
おうちでも簡単♪ 雑草堆肥作り方
おうちでも簡単に作れる 「完全自己流 手抜き雑草堆肥」の作り方。
1,まずは 刈り取った雑草を置く場所を決めます。
2,なるだけ短く刻んで積み上げていきます(自分の場合は草刈機のヘッドを
ナイロンカッターにして刈る時点で細断しています)
3,20センチくらい積もるごとにその辺の土をうすくかぶせ、
その上から菌資材をかけます ↓
(使用している菌資材)どれでもOK
- EM1 1000倍液を全体が湿る程度に散布
- ヨーグルト 10Lあたり大さじ1杯を水に混ぜて全体が湿る程度に散布
- 納豆 10Lあたり大さじ1杯を水に混ぜて全体が湿る程度に散布
◎ 希釈用の水を必ず前々日に汲み置きしてカルキを抜いておくと
効果が良く出るような気がします。
3,これを何層も繰り返していき、その後1年ほど放置 ↓
【層状に重ね終わった状態】発酵開始! 120cmくらい積んでみました
【1年経過】80%くらい発酵 60cmくらいに縮みました。
だいぶ発酵・分解が進んでいるようす(^^♪
【分解が進んでいるようす】
所々大きな素材が残っていますが、これくらいになればOKです!
このくらいの分解度で投入してあげると、その後も花壇内でゆっくり分解が続くので
土壌改良効果・肥料持続効果が長続きします。
雑草堆肥は中熟で使用しても 動物性堆肥と違って肥料障害が出にくいように感じます。
まとめ
今まで処理が面倒だった雑草の残骸が魅力的な土壌改良資材に生まれ変わる!
有用菌としてやや分解精度は落ちますが、EM1を買うのが面倒なら
納豆やヨーグルトでも代用可能♪
しかも多肥によるデメリットも少なく、地力上昇効果はテキメン!
雑草堆肥は ナチュラルガーデン作りの強力な味方になってくれます(≧▽≦)