毎週末 手作りピザを作ることを楽しんでいる近頃ですが、毎回こだま酵母で
仕上げてきたので たまには全く違ったテイストの発酵菌はないだろうかと
検討していました。
そこで今回 試験的に作ってみたのが米麹を使った生地。
米麹でお米を発酵させれば甘~い甘酒が完成するので 小麦も同様に自然な甘味
が出るのではないだろうか? と考えてのことです(^^♪
まとめて作って冷凍保存しておいて 食べたい時に取り出して使えるように
冷凍用の生地レシピで作ってみました!
では 早速仕込み開始です!
目次
1章:(冷凍仕様)米こうじ生地の材料
【大きめの米麹ピザ4食分の分量になります】
1, 強力粉 465g
2, 薄力粉 465g
3, 米麹 125g
4, テンサイ糖(砂糖でも可) 57g
5, 塩 5g
6, 水 500g
7, (後で解凍してこねる際に使う)ベーキングパウダー 10g(お好みで使う)
2章:(冷凍仕様)米こうじ生地のレシピ
①、1~5の材料を大きいボウルに入れてよく混ぜる
②、水を全量加えて、ある程度まとまって 塊りになるまでこねる(ここではねばりが出るまで頑張ってこねなくてもOK)
③、1/4に分割してラッピングし、冷凍保存
④、あとは使いたい時にレンチン解凍して発酵させるだけ♪
● 次章で 実際に解凍調理してみて 上手くいくか検証してみました!
3章:実際、解凍から調理の様子
①、だいたい食べる6時間前くらいに解凍します(お昼に食べるなら朝にレンチンする感じ感じ : 3~4時間ズレてもそこまで大失敗することはなかったです)
冷凍していた生地をレンチンで解凍したのがこちら ↓
(注意): 加熱しすぎるとこうじ菌がご臨終するので適温37度(人の体温くらい)で!
②、コレを粘り気がでるまで良くこねます(本気で体重を乗せて5分くらい)
③、ほんの数秒だけ追加レンチンして40度くらい(体温よりちょっと温かいくらい)にします
④、蓋かラップをかけて 温度が下がりにくそうな場所で食事の時間まで6時間ほど放置
(6時間たつとこんな感じで 生地が滑らかに そして柔らかくなっています ↓ )
⑤、あとは食感のお好みでベーキングパウダーを入れます。
・ ベーキングパウダーあり : 自然な甘みが美味しい生地(食感は普通のピザ生地に近い)
・ ベーキングパウダーナシ : 同じく自然な甘みが美味しい(食感はもっちもち。これはこれでイケる! 冷めるとやや硬くなるので温かいうちに食すのがおススメ)
ベーキングパウダーを混ぜる際は混ぜムラができないようによく捏ねます。(初めの段階で混ぜ込まなかった理由はベーキングパウダーの種類によっては 発酵させている間に反応が終わってしまってよく膨らまないことがあるからです)
⑥ あとは まな板に打ち粉(強力粉をひとつかみ~ふたつかみくらい振って)
生地を好きな大きさに伸ばして具材を乗っけていきます
(めん棒でゴロゴロやると伸ばしやすいです)
米こうじ生地は他の生地と比べて柔らかく ひっついたり、破れやすくなっているので
慣れないうちは打ち粉を多めに使って かつ、あまり薄く延ばしすぎない方が
扱いやすいかもしれません(;^ω^)
【追記】
後日、ベーキングパウダー使っていないバージョンも実際に焼いてみました!
こちらも意外といける(≧▽≦) 硬すぎることもなくけっこう普通に生地として成立していました!
温かいうちはモッチもちでナチュラルな甘さもありとても美味です(^^♪
(⑦へ進む前に):ピザの淵でディップデザートを楽しみたい方は先に5章を見てみて下さい(^^♪
⑦、オーブンの余熱を開始(ピザプレートを最上段にセットしてから250度でON:15分以上でだいたい温まります)
⑧、余熱を回している間、具材のトッピング(お好みの具材を!)
・今回は自宅のハーブ花壇で採取した 採れたてハーブを彩りとして使用☆
(ホーリーバジル・オレガノ・ローズマリー・青唐辛子をチョイスしました)
わが家のイチオシ ハーブ、ホーリーバジルについては以前の記事でも紹介しています ↓
・そしてジューシーさを爆上げしてくれるのが この自作ラフテー!
料亭にも負けない逸品に仕上がっています('Д') : こちらも冷凍保存なので
見た目はこんな感じになっていますが、焼きあげれば超ジューシーに仕上がります!
レンチンで軽めに半解凍してハサミでチョキチョキ角切りして振りかけました。
絶品!自作ラフテーの超・簡単な作り方については自分史上歴史に残る逸品でしたので
詳しく以前の記事で紹介してあります ↓
・ちなみに アボカドもまとめて角切りにして小分け冷凍して使っています。
色は少々くすんだかんじになりますが味は変わらず、なにより健康食材が
簡単にいつでも使えて便利です!
で、トッピング完了したのがこちら (ラフテーに合いそうな香味として遊び心で
少しだけカレーパウダーを振ってみました) ↓
・追加でマヨがかけてあるのは個人的な好みです。 かけなくとも十分に美味しいです(;^ω^)
⑧、焼成 ピザプレートにピザを乗せて
中段に セット → 250度 で20分(安いオーブンなので外気温や具の量でだいぶ時間差あります中の様子を確認してお好みの感じにこんがりなってなければさらに2~3分焼いてみて下さい)
4章:出来上がり! 感想
で、焼き上がったのがこちら。
毎回思う 出来上がりのビューは、そうとうアレですが 肝心なのは美味しいかどうか(あと 健康的であること)
さっそく実食してレビューしてみます!
・生地 : ほどよくふっくら、しっとりでもちもち感がある。
そして何といっても心地よい自然な甘さ! 超ソフトな甘酒のような芳醇な香りと独特な舌触りが
面白い! そして美味い! 見た目のアレさをふっしょくする絶品(≧▽≦)
こんがり部分はカリっと香ばしく、時間がたつとパリッとした感じに変化するのが面白い♪
ちょっとした思い付きで作ったレシピでしたが面白い検証結果が得られて大満足です!
次回から こだま酵母と米麹のローテーションでピザ作りを楽しんでいくことになりそうです(^^)
・具材 : 具材の組み合わせもイイ感じでした! ハーブとカレーの香りが食欲をそそり、
ラフテーとマヨがラフテー丼のような味のコラボを紡ぎ出しています♪
醤油マヨ系の濃さをアボカドがマイルドにして絶妙なハーモニー!
・ 今回焼成に使ったのはリーズナブルな価格帯のアイリスオーヤマの
コンベクションオーブンと角型ピザストーン。
最初にピザプレートをよく余熱しておくことで安いオーブンでも石窯で
仕上げたようなカリカリふっくらの美味しい焼き上がりに仕上がります(^^♪
(ちなみに本格的な300度近くまで温度をあげれるオーブンで焼成すると
また違った焼き上がりになるかもしれませんが、今回はあくまで身近な道具で簡単調理ということで
リーズナブルなアイリスのオーブンを使って焼きあげました! 300度で本格焼成した
天然酵母ピザの写真は以前の記事で取り上げています ↓ )
【(楽しく豊かに倹約生活♪)南国田舎ならではの倹約アイディア!】
5章:ピザのフチは特性健康ディップでデザートに♪
広めにとったフチの部分でスイーツをもう1品!
具材を中心に寄せて ピザの淵の部分を広めに作って、そのパン生地部分に
自作の健康ディップをつけてスイーツにします♪
【材料】
・粒あん 大さじ2~4
・ココナッツオイル(バター・エゴマオイル・EXオリーブオイルでもOK) 大さじ1~2
・シナモン(ノンシュガー)2~4振り
・天然海塩 一つまみ
【レシピ】
①、全材料を耐熱ガラス皿に入れて ピザを焼く前にオーブンの上に乗せておいて温める
②、20分ほどすると温まってココナッツオイルが溶けてくるので 混ぜて完成!
(うちの島は温暖なので大丈夫ですが、内地の場合、食べてる最中に冷えて
ディップが固まってくるかもしれません。 そんな時はココナッツオイルの
代わりにエゴマオイルやEXオリーブオイルを使うと固まりにくくなります)
チョコディップを以前作った際の記事があります! よかったら
こちらも楽しんでみて下さい(^^♪ ↓
6章:まとめ
ちょっとした思い付きでも実際に試してみると面白い経験になるものですね(;^ω^)
ピザ生地というよりも ちょっと上品な和風もちもち蒸し菓子みたいな感じに焼き上がったので、
この米麹で小麦を発酵させるというレシピは他にも色々と応用すると
意外な組み合わせが見つかるかもしれません(^^♪
冷凍生地にしても使いやすく、過去記事で色々と紹介してきた
他の各種 手作り冷凍食材と組み合わせて色々なバリエーションが楽しめそうです!
"時短・で健康的にコスパ良く手作り料理" をコンセプトに これからも新たなレシピを
開発していきたいです(≧▽≦)