
燃費最強のスーパーカブに乗っているとついつい走り回ってしまって、けっこうな頻度で
オイル交換のサイクルを迎える人も多いのではないでしょうか
ショップに頼んでオイル交換してもいいのですが、スーパーカブのオイル交換は
めちゃくちゃ簡単なので自分で自宅でやってしまった方が速いし、安上がりな場合も・・
今回は 自分のスーパーカブ(JA10型)のオイル交換の手順とお勧めのオイル・小道具
を紹介していきます!
1,まずは廃油を受けるために受け皿を敷きましょう!
廃油受けの準備が面倒な時は便利な廃油受けセットなるものもあるようです。↓
そして エンジンを「ブルン ブルン」と3~4回、回してすぐ止めます(注意 あまり回しすぎるとエンジンが熱くなりすぎて作業時にやけどします)
2,そしてJA10型スーパーカブの場合14mmのレンチを用意します。

3,そして、下の写真(左が前、右が後ろ)で見ると 奥の方のねじ(これが古いオイル排出用ボルトです)

アップで見るとこんな感じ、(赤くなっているのは自分がマグネット付きドレンボルトにカスタムしたからです 通常は鉄色のボルトです)

これを下の写真の方向に回して緩めます。 ↓

ある程度ゆるんだら手で回して緩めていきます、コツとしては ただ緩めるとオイルが手に
降り注ぐので、上方向に押さえつけながら緩めていき、「もう取れるな」と思ったら
サッと抜くと同時に手をひっこめることです。
するとこんな感じで古いオイルが出てきます! ↓

しばらくはこんな感じで流出し続けるます。
数分後 ポタポタ状態になったら キックペダルを3回ほど踏み込んで
エンジン内に残っているオイルを出し切ります。
全部出きったら 先ほど引き抜いたドレンボルトを再び取り付けます。
4,そして いよいよ新しいエンジンオイルを投入します。
既定のエンジンオイルは「ホンダウルトラG1」ですが
自分は「ホンダウルトラG2」が一番しっくり来ています。
クラッチの入りが気持ちよく、かつ走りも滑らかな感じがします!
その上のランク「ウルトラG3」はなんか違和感のある感じというか・・・
「ウルトラG4」になってくると粘度がやわらかすぎて
シャバシャバ感が出てくるような気がします。
一番バランスよく、走行フィーリングも最適なG2がお勧めです!
新しいオイルをオイルジョッキで計っていくわけですが、規定量0.8Lですが
少し少な目に計っておいて、足りなければ後から継ぎ足したほうがいいです。
なぜか 0.8ジャスト入れようとするといつも 少し多いです・・

そして エンジン上部のオイル注入行から給油していきます。
ドバっと こぼれることがあるので少しずつ慎重に入れていきます(;^ω^)

5,入れ終わったら 微調整です。
オイル注入行のフタをよくふき取って付着しているオイルを取り、
ねじ込まずに垂直に差し込みます。

そして 引き上げて、ちょうどこのラインまで油がくっつくまで
オイルをちょっとづつ足していきます。

これで オイル交換完了です!
慣れれば 全行程15分ほどで完了するのでバイク屋まで出かけていくより簡単かも
しれません。
ちなみに ちょっとしたパーツですが、自分が気に入っているもので
「マグネット付きドレンボルト」なるものがあります。
廃油口につけるドレンボルトなのですが、これが優れモノで 毎回オイル交換のたびに
ビッシリ鉄粉がくっついています!!
もしマグネット付きドレンボルトじゃなかったら、この鉄粉がエンジン内部を
削り続けていたかと思うとぞっとします( ;∀;) ↓

自分でオイル交換ができると 気分や気温、ツーリング時など ケースに合わせて
オイルの種類を選んで楽しんだりできるので興味がある方はぜひチャレンジしてみて
ください(^^♪