以前 「100均とジャンク苗で極上インテリアグリーン!」で紹介した
空中栽培の蘭たち。
通常の育成期はあれでもよかったのですが、
「キレイに咲き誇った時だけは玄関に飾ってみたい!」
しかし 玄関は乾燥しがちで水分管理が難しそう・・・
そこで今回は以前紹介した100均インテリアグリーンを
さらにバージョンアップしてどこでも持ち運べて水分管理も失敗しにくい
生きたインテリアグリーンを作ってみました!
以前の方法は気根の発達した種類(胡蝶蘭など)限定のアイディアでしたが
今回の方法はデンドロビウムやオンシジュームなど 他の蘭類にも転用できると
思います(^^♪
お好みの蘭で挑戦してみるのも面白いかもしれませんね♪
ちなみに自分は今年 新規でオンシジュームとシンビジュームとデンドロビウムを追加予定しました☆
育成ポッドの製作
素材苗 集めや100均のワイヤーネットを活用するところまでは前回の記事
「100均とジャンク苗で極上インテリアグリーン!」と同じですが、
今回 新たに取り入れたアイディアが ペットボトルのからと100均の
鉢底網ネットを使った育成(保湿)ポッドの追加!
完全空中栽培ですと どうしても乾燥しすぎる環境に弱いですが
そこをカバーするアイディアになります♪
ついでに保肥性も高まるのでリキダスやメネデールで活力注入した際も
効果期間が持続します(≧▽≦)
では早速 育成(保湿)ポッドの制作方法を。
【材料】
- 空になった2Lペットボトル
- 100均の鉢底ネット
- 100均の軽石(理想は蘭用の土ですが)
- 100均のワイヤーネット
- 100均のロックタイ
- ツール(ホッチキス、カッター、)
【制作方法】
1, まずはペットボトルを下から10cm位の高さで輪切りにして
コップ状になった下の方を使用します。
2, 四方+底面をカッターでくりぬきます。 (穴の大きさは育成管理する場所の
湿度によりますが、我が家は高温多湿の熱帯気候なのでけっこうな大穴を
開けてあります通常はこの3/2ほどの大きさで良いのではないでしょうか。)
3, そして この5か所の穴を塞ぐように鉢底ネットをホッチキスで止めていきます。
4, 整姿した苗(整姿方法は「100均とジャンク苗で極上インテリアグリーン!」参照)を
育成ポッドに植え付けます。 (根っこははみだしても全然OKです。
無理やりねじ込まないようにしてください)
5, ロックタイを使って ポッドをワイヤーネットに固定したら完成です(≧▽≦)!
(ついでにヒモとフックなどを上部に付けると
あちこち移動させるときに便利かもしれませんね☆)
植え付け・管理のコツ
【植え付け】
植え付けの際は根っこは飛び出しても全然大丈夫です。
無理にポッドに押し込むと根を痛めてしまって株が弱ります( ;∀;)
植え付けに使う土は 百均の鉢底用軽石でも使えますが、洋ラン専用
の土を使うと生育が格段に良くなります。
1年以上使えて そこまで高いものでもないので余裕があれば専用土を
お勧めします!
★自分が愛用している土はサンアンドホープさんの専用土です♪
今回のカスタムポッドと通気性と保水性の点で相性抜群です!
【管理】
基本は1週間に1回壁掛けオブジェ全体に鉢底からたっぷり水が溢れるまで
水かけをします。
専用土を使っている場合は元肥が入っているので
肥料はあまりあげない方が失敗が少ないような気がします。
管理のコツとして 自分は
◎ 第1土曜にリキダス(活力剤)を株全体に散布。
◎ 第3土曜にメネデール(発根促進剤)を株全体に散布。
しています。
濃度は既定の希釈倍率より若干薄めにして使っています。
(希釈用の水の量を規定より1.2~1.8倍多めに入れて薄めます)
完成した様子と感想
こんな感じでなかなかオシャレに仕上がりました♪
1か所にコンパクトにまとまっているので水かけも風呂場に持っていって
週に一回シャワーでサッとかけるだけ(≧▽≦)
通気性もあって 適度な保水性も備えているので室内のあちこちに吊るせる♪
注意、(強い直射日光には当てない方が良いです)
ポッドを増やしたい時は 下にワイヤーネットを連結して
吊るすエリアを拡大することも容易!
"100均の素材と花期が終わった後のジャンク苗で制作できてコレクション性もあって楽しめる"
という点は以前の記事「100均とジャンク苗で極上インテリアグリーン!」と同じですが
今回のアイディアを使えば乾燥した場所でも管理が楽ちん☆
空中栽培の幅がグンと広がりました♪
今回は育成ポッドの全方位(底面も)メッシュ構造にしましたが、
水やり頻度を抑えたり 乾燥度合いの強めの場所に置く際は何か所か
穴をあけない状態にすると丁度いい感じになるかもしれません。
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(追記)
順調に育って無事開花しました!