我が家の愛すべきコンパニオンフィッシュこと「ニシキゴイ」さんの住み家
以前紹介した「外部フィルター超え!? 最強の上部フィルターカスタム!」では
劇的に水質向上し、ついでに爆エアレーション効果もゲットして もうこれ以上の
改善は望めないかと思っていましたが、3つだけ気になっていた施策があったので
今回実証していきたいと思います!
最強コケ取り生物「フネアマ貝」の導入
まずは 最強クラスのコケ取り能力を誇るという「フネアマ貝」の導入!
以前のフィルターカスタムで 水質的にはほとんどメンテナンスフリー化を
実現したのですが、唯一気になっていたのがガラス壁面のコケ( ;∀;)
立ち上げ後から薄っすらとではあるのですが生え始めていました・・
その都度ゴシゴシやっていてもいいのですが、中のニシキゴイさんがビックリして
飛び出しそうになっているのを見て 「これではいかん!」と対策を考えてみることに。
もっとマイルドにかつ できれば手間少な目で施策は打てないものかと思考をめぐらし
行きついた答えが コケ取り生体の導入♪
エビや貝など色々いますが 今回は「フネアマ貝」にしてみました。
選定の理由としては
- 錦鯉さんは比較的パワフルに動き回るので 強力に壁面に吸着する「フネアマ貝」さんとの相性がいいのでは? と思った。
- 適正温度が15~28度と高温にもやや強い(他の貝は最高25度位)我が家の水槽は26度位です
- 見た目が派手じゃないので 錦鯉さんの「和」の雰囲気を崩さない
通販サイトでは「北海道から空便」と書いてあったので 南国の超・ド田舎な我が家には
1週間以上かかるだろうと思っていたら 思いのほか早く3日で到着!
しかも注文した2匹とも元気いっぱい!
ペット通販の「チャームさん」いい仕事してます!(^^)!
ガラス壁面にくっつけると 即・お掃除開始! 壁面のコケを目視可能なスピードで
ガンガン食べ進めていきます!
(この「フネアマ貝」実は前回の記事
「外部フィルター超え!? 最強の上部フィルターカスタム!」執筆中に到着導入
し始めたので 実は画像の隅っこに写っていたりします(^^♪ )
導入した翌朝ガラス面を見てビックリ( ゚Д゚)!!
一晩で ガラス全体の20%ほどがクリアになっていました!
そして 1週間後には目立ったコケは一掃されていました♪
我が家ではライティングが鑑賞時だけなので 比較的コケの進行スピードは
ゆっくりです。今回2匹の導入でしたが、明るめの水槽やライティング時間の長い
水槽であれば60センチ水槽に6~7匹くらいは必要かも と感じました。
今後も「フネアマ」さんの活躍にこうご期待です!
ちなみに錦鯉さんとの相性も抜群で お互いアクアメイトとして
仲良く暮らしているようです(´▽`) ↓
話題の「PSB」使ってみた
お次は 魚のフンや残エサを強力に分解して水質浄化を促進してくれると
話題の「PSB」! PSBは光合成細菌の一種らしく、水質浄化の他にも
必須アミノ酸、核酸、ホルモン、ビタミンなどを豊富に含み お魚の体調管理にも
最適なのだとか・・・
値段もそこまで高いものではないので 購入して試してみることに♪
1000mlを購入してみました♪
メーカー説明によると 我が家の水槽(約60l)の場合 1日量は3~5ccでOK!
数日分まとめて入れても問題はなさそうなので、我が家では1週間に1回 フィルターの給水
のところへ30cc(ちょうどキャップ1杯で1週間分)入れることに決定♪
これなら簡単に手間なく習慣化できる!
1000cc(¥555円)なので1本で8カ月以上もつ計算! 1カ月当たりの費用にして
たったの69円! 激安です(^^♪
浄化性能だけでなく魚への好影響も踏まえて経過観察してゆきます。
その後、とりあえず1カ月使用してみた感想としては 魚体への好影響は
正直分からないです。
ニシキゴイさんは相変わらず元気いっぱい! ずっと変わらず元気です♪
初めから健康体だったのでイマイチ変化は分かりませんでした・・・
水質の方も見た目は以前のフィルターカスタムで信じられない透明度を
実現していたので相変わらず名水100選ばりの透明度を誇っています!
変化が確認できたのはにおいの方。 明らかに生臭さが低減しています!
しっかりPSB細菌は機能しているようです♪
月にたったの69円で確かな効果、しかも魚のコンディショニングまで整えてくれる!
ちゃんと 効果が確認できたということで継続決定です!
簡易「アクアポニックス」?
「アクアポニックス」とは循環型の農業などで使われている言葉
魚を育てていると水槽内の水には有機成分が少しづつたまっていきます。
通常なら この有機成分が増えすぎて水の汚染が進行するのを防ぐために
定期的に水替えをしますが、アクアポニックスの場合は水替えで有機分を
取り除くのではなく、水耕栽培の植物の有機肥料として活用することによって
水中の有機分を濾過して きれいになった水は再び水槽へ戻します!
要は水槽内の有機物(汚れ)を ↓
- 通常の水槽 → 水替えで排出
- アクアポニックス → 植物が成長のための養分として吸収排出
という感じ。
今回はこれの簡易版を錦鯉水槽で実現できないものかと考えてみました♪
ネット上で紹介されている方法では アクアポニックス専用の壁掛けフィルターを
追加設置して 植物用育成ライトをつけっぱなしにしたりと
コストがそこそこかかりそう(;^ω^)
それに水槽の主役はニシキゴイさんなるべく水槽周りはスッキリさせたい!
なるべく簡易的 かつ ローコスト、そしてシンプルに!
そして行き着いたのが ポトスの水耕栽培!
早速、自宅の近くに野生化していた巨大ポトスのもとへ。
下に置いたプランターがミニチュアに見えるほど巨大化した野生ポトス・・
このポトスさんのツルを4~5mほどいただきます♪
水槽フィルターの給水ホース穴からツルの先端を水槽の中へ。
そしてツル先は しっかり光合成して有機物吸収してくれるように 明るい窓の方へ
伸ばしてゆきます!
水槽内もかなりスッキリ! これなら 壁掛けフィルターを増設したり、1日中
ライティングを照らし続ける必要もありません!
(1か月後・・・)
順調に新しい根が生え始めました♪
どうやら成功したみたいです! ポトスは成長速度が速いので これからガンガン有機物
吸着をしてくれることでしょう(≧▽≦)
上部フィルター落下防止と上見用ガラス蓋
あと 小さなことなのですが気になっていたことが フィルターの安定性。
基本動かすことはないので大丈夫なのですが、たまーに 手が当たったりすると
「ガコッ!」 と外れて水槽内に落ちてしまう( ;∀;)
もともと上部フィルターが淵付き水槽用に設計されているので、
スタイリッシュなフチなし水槽を選択すると乗せ幅が超・ギリギリなのです(;^ω^)
そこで 本来は水はね防止などに使われる「フランジを」導入!
水槽 両サイドの淵にはめ込んでその上にフィルターを乗せていきます。
水槽の端に幅広めのフランジを設置することによって 上部フィルターの水槽内落下は
完全解消しました!
通常の熱帯魚水槽などではフィルターの前には上部を覆う感じの照明などを
設置するのでしょうが、錦鯉といったら「上見」ということで、照明はミニ水槽用の
簡易ライトを2つ 上空から照らす感じで設置するとして
普通全面ライトで覆われている部分に 上見用ガラス蓋を設置してみました!
ちょうどフランジに乗っける形で一石二鳥でした♪
上からのぞくとこんな感じ ↓
ニシキゴイさんの一味違った表情がうかがえて最高です。たまりません(´▽`)
全景 ↓
さらに追加カスタム
そして かねてから気になっていた水中ポンプの危険個所対策。
ここにニシキゴイさんがつまずいて鱗がはがれる事故がありました。
そこで この突起部分をきれいにグラインダーで削り取ってみました!
これで安心・安全(´▽`)
あと吸い込み口もパワフル吸引過ぎてたま~に ニシキゴイさんがピタッと
吸い付かれることがあったので、給水ストレーナーを設置して吸い付きを
予防しました!
それから こちらは細かいことですが 排水音対策、もともと以前の記事で紹介した
排水口 消音化カスタムで「ボコボコ音」は解消していたのですが、
水が注ぎこむときのわずかなちょろちょろ音を抑制するために消音ゴムを切り出して
排水層の上にフタをしました!
結果 排水音はほぼ無音に!
それから 排水周りのメンテナンス用に不要な部分を切り取りました。
以前は排水つまりや消音ストローの調整のたびにフィルターを分解していたのですが、
これならいつでもメンテ可能!
上見用ガラス蓋のエサ投入項に水はね防止を取り付けました♪
薄い透明アクリル板を張り付けただけですが 小さな改良点ですが 意外と重宝。
ニシキゴイさんは食事のたびに豪快に水しぶきを上げるので 水槽周りの
水はね防止に活躍しています!
まとめ
以上 「水槽環境 さらなる改善! 3つの改良点」でした!
最近水質改善しすぎて水質の変化についてはビフォーアフターの違いが
分かりづらくなってきましたが、今後も面白そうなアイディアが浮かんだら
どんどん試してみて 愛するニシキゴイさんの生活環境を快適化して
ゆこうかと思います(≧▽≦)
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