都会の雑多な人間関係に疲れ、一人で人里離れた超ド田舎で大自然の中 犬と共に
のんびり暮らしたい! なんて考えることありませんか?
今回は 現在まさに超ド田舎の大自然の中で犬と共にのんびり豊かなシングルスローライフ
を満喫している自分が、現在の生活についていろいろと考えてみました。
まず、今まで質問されることが多かった「収入が少ない田舎暮らしで 犬まで飼うのは
出費が大変じゃない?」ということについて。
これに関しては確かに 出費が収入に占める割合はとても大きいです。
我が家は2匹飼っているのでなおのことです。しかし、安易に節約に走るのではなく
長期的・投資的に考えて削るべきではない出費(食費・ワクチン代)などは
より良いものを適正な価格であたえるようにしています。
愛犬の最も大切な健康の基礎となる餌に関しては世界最高グレードの
「オリジン6フィッシュ」を食べさせています。ですので 全月収11万円に対して
犬関連の出費が4万円と月収の36%以上は犬関連で占めています。
しかし、自分はこの出費安すぎるくらいだと思います。
このことを説明するために
- 犬を飼い始める前:(苦手な人間関係の中で周囲に無理に合わせて生きていた頃)
- 犬を飼い始めた後:得る物のない人間関係はすべて断ち切り犬と充実した暮らしを始めたあと
を比較してみました。
まずは出費についてですが、基本的な出費(最低限のライフライン)以外で見ていくと
犬を飼い始める前(都会で暮らしていたころ)の出費は
- 何の生産性もない 行きたくもない飲み会の会費
- 特に親しくもない知り合いへのギフト代
- 非常に苦痛だったイベント関係への参加費
- 良く考えると必要性全くないのに他人に良く見られたくて購入した物
- そこまで必要性ないのに周りに合わせるための無駄な出費
などに毎月7万程使っていました。
比べて 人間関係を整理して、田舎で犬と共に暮らし始めた後の出費は
- 大切な家族である愛犬のための餌・用品代
- 人付き合いがなくなったことで生れた時間で読むようになった教養本代
- 将来も健康を維持し続けるために購入している天然水や無添加ナッツなど
- 雑多な人間関係に追われている頃は考える余裕もなかった将来の為の投資
などに毎月6万5千円(投資2~3万・犬4万・教養本等5千円)ほど使うようになりました。
出費は増えるどころか投資額によっては 少なくなる月もあります (;^ω^)
しかも心は豊かになり、ストレスとは完全に無縁の生活になりました。
それに 都会生活での出費が自分を苦しめるだけの出費だったのに対して
田舎で犬と共にのんびり暮らし始めてからの出費は 心も体も豊かになり
長期的に見るとむしろ大きな収入と言ってもいいくらいです。
ちなみに投資へ割り振っていた3万は実際にこの20年近くで大きく生長し
おかげで老後2000万円問題も早々にクリアすることができました♪
詳細についてはこちらの記事で紹介しています。
続いてよく言われるのが「犬がいると良いこともあるかもしれないけど デメリットも
多いでしょう?」 というもの。
これについては 答えはYESです。 デメリットとしては ↓
- 当然ですが 多額の犬関連の出費がかかるようになった(しかし、そのおかげで家計・資産運用について真剣に考え始め、資産は0円から2000万以上に増えましたが・・・)
- 無駄な人付き合いは切ったので来客はなく、その為 他人に対して警戒感が生まれ、吠える(しかし、超ド田舎ですので番犬として大活躍しています)
- 犬が吠えるので 受信機がないのにしつこくやって来るNHK集金の方がすぐに帰ってしまう
- 犬が吠えるので 怪しい宗教の方がすぐに帰ってしまう
- 行きたくもない飲み会に誘われても「犬の世話がありますから」で断り続けていたらしつこく誘う方々が寄り付かなくなってしまった
- 1日中家の中で過ごしていたりすると 「散歩に連れてって!」とまとわりついてくるので、だるくても散歩に行かなければならない(結果、体内年齢はどんどん若返り、健康になりましたが)
- 犬が体調を崩すと心配で仕方がない(おかげで自分・犬の健康を真剣に考えるようになりました)
以上がざっと考えられることでしょうか。
なんかデメリットというかメリットともいえるものが多いような気はしますが・・・
でも確かに一般的な生活をしている一人暮らしの方ですと 犬を飼うことでいろいろと
不都合なこともあると思います。 家の立地によっては吠え声が近所との
トラブルのもとになったり、忙しい仕事に追われるような生活の方は そもそも
犬の世話まで手が回らずに最悪飼育崩壊につながることがあるかもしれません。
ですのでまずは 犬の好き嫌いは置いておいて、自分自身が犬との生活に
向いているのかどうかを考える必要があると思いました。
自分が田舎で犬とのシングルスローライフを楽しむ上で大切だと感じたことは
明らかに有益でない人間関係は思い切って捨てる。
自分にとって得る物のない人間関係で消耗していては大切な愛犬や自分自身の
成長へ向けるべきエネルギーまで奪われてしまします。
ド田舎で一人暮らしを始めると今まででは考えられなかったくらい大きく生活習慣を
変えていくことができます。 雑多な人間関係を断ち切っているので他人の目を気にする
必要もありません。 田舎での生活はどうしても収入が激減しますが、他人への見栄を
捨て、本当に必要なことに集中して最大限リソースを投入していけば
少ない収入でも十分に愛犬と楽しいスローライフを満喫しつつ、
安定した資産も築いていくことができると思います。
多少困難なことがあっても家に帰れば愛犬が満面の笑顔で迎えてくれます。
自分の場合は それだけで十分幸せです(´▽`)
都会での暮らしを「他人から見た立派な自分を演じていた生活」とするなら
現在の田舎暮らしは「自分自身にとって本当に豊かな生き方を大切にする生活」
といえます。
見栄の部分ではなく愛犬と自分自身の長期的かつ本質的な豊かさに焦点を当てて
生活していくことが大切ではないかと考えています。
愛犬のお迎えの方法については自分の場合は 有名ブリーダーさんから
超優良血統書付きの人気犬種で、とにかく健康で元気な子を迎えるようにしています。
その理由としては 田舎で人間関係を最低限まで絞ってシングルライフを
していく以上は もしも自分が不慮の事故などで死亡したりでもした際、
あとの面倒を見てくれるあてはとても少なくなってしまいがち。
もしも数少ない2~3人の預かり先が受け取れない状態になってしまった場合
必然的に保健所や里親サイトで新しい飼い主を探していただくことになります。
そんな時、大きな助けになるのが超良質血統書・人気犬種・健康で元気
の3拍子です。 調べてみたのですが、里親サイトでこの3拍子がそろっていれば
多少年齢が高くても多ければ20~30件近くお迎え希望が付くこともあります。
雑種・高齢・病気持ちの場合、残念ながら ほぼ殺処分が現状です(;´Д`)
通常生活の中でもこの事を思い出すと心配すぎて毎日 気が気でなりません。
愛犬は大切な家族です。 万が一自分が死亡しても
超良質血統書・人気犬種・健康で元気の3拍子があれば あらかじめ依頼していた
預け先がすべてNGになったとしても 里親サイトに応募してくれた
20~30件の愛犬家の中から里親選定人が選りすぐった最高の環境に
お迎えしてもらうことができます。
この確信があれば日常生活も安心して送っていけます。
以上の理由から一人暮らしの飼い犬にとっての超良質血統書・人気犬種・健康は
飼い主が亡くなった時の最高の保険になると思います。
もしも自分が今と全く逆の性格で沢山の仲間に囲まれての生活を好み、
信頼のおける預け先が数十件以上ある場合なら自分は迷わず保健所の雑種犬を
選びます。 その人の生き方によってお迎え先はそれぞれ考えていくと良いと思います。
まとめ
人間の幸福度をはかった研究では、家族持ち・カップル・友人同士よりも
一人と1匹のほうが幸福度が高かったという結果もあるようです。
犬はどんな時でも全身全霊で飼い主をただただ信頼して寄り添ってくれます。
飼い主もこの絶対の信頼にこたえられる存在でありたいものです。
一人で犬の面倒を見ていくことは 人によっては大変に思うこともたくさん
あると思いますが、自分の場合は そんなことなど比較にならないほど
人生を豊かにしてくれていると思います。
都会での人間関係に疲れ、自身の生活習慣や人間関係を大きく変えてでも
癒しに満ちたシングル・スローライフを送ってみたいという方は
超ド田舎に引っ越して一人と1匹の新生活を始めてみるのもいいかもしれませんね(^^)
犬との田舎暮らしについては他の記事でも紹介しているのでよかったら見てみて下さい☆