将来の生活設計や資産形成のために投資を始めたいが 何をどう始めたらいいのやら
さっぱり分からない・・・という方や日々積み立て投資である程度順調に
資産形成できてはいるが もう少し投資成績を伸ばしたい! という方へ
投資を20年以上続けてきた自分が自分なりに思うアイディア考え方を紹介したいと
思います。
賛否両論あるでしょうが、あくまでも一個人としての意見です。
とりあえず今のところはこの方法で70%程度は満足のいく投資結果に
収まっています(^^♪
専業で投資をされている方でも60~80%満足できればかなりの好成績という
ことを考えれば完全素人にも簡単にできる方法で情報収集に大金をかけることもなく
無料コンテンツのみを活用して これだけの成績を出せるこの方法は有益な投資法
なのでは? と考えています。
では早速解説していきましょう!
目次
情報源を集めまくる
まずは投資系で有名なユーチューバー、ブログなどを片っ端からリストアップ
しましょう。
ここで重要なのは とにかく思想、切り口、分析手法(長期・短期・
テクニカル・ファンダメンタル)等が全然違う人たちをあえて集めるということ。
一つの考え方に偏った情報源から情報収集すると正しい投資判断からどんどん
遠ざかることが多いように感じます(今までの経験上)。
その中から明らかに胡散臭そうなひとやすぐに投資商材販売に持っていこうとする人、
やたらと設けた金額を誇示するような人やホンワカ理想論ばかり展開して
一つ一つの情報が確かなエビデンスに基づいていない人などを外しましょう♪
ちなみに自分が参考にしているのは
- 両学長の「リベラルアーツ 大学」
- 「高橋 ダン」 さん
- 「モフモフ不動産」
などのユーチューバーさん。
書籍やwebコラムであれば
- ウォーレンバフェット
- レイダリオ
- ジムロジャース
さん等です。
集めた情報源を精査する
そして さらに集めた情報源を 信頼性、読みの深さ、投資判断の軸が
ブレすぎていないか等 精査したのち 残った精鋭をファイルに分けて
- 思想→右派・左派
- 姿勢→積極・慎重
- スタンス→長期・短期
- 分析手法→テクニカル・ファンダメンタル
- 切り口→ザックリ・細かく
と自分なりに真逆の人ごとに分類しましょう!
初めはなかなか分かりにくいかもしれませんが 大体でかまいません。
長期・短期とテクニカル・ファンダメンタルくらいの分類でもOKです。
好景気時はひたすら(優良銘柄・ETF)を探してチェックしておく
ここまでやったら あとは暴落や景気後退局面が訪れるまでひたすら銘柄探しです!
好景気の時は各種メディアは「今が買い!」とか「好機到来!」とか「株爆上げ!」
などといかにも買えば買うほど儲かるかのように買いあおりをしてきますが、完全
無視でOKです(^^)
上記でしっかり選定した様々な角度からの情報源から情報を得つつ堅実で将来性のある
有望な株やETFをひたすら探して今は買わずにファイルに記録しておきましょう♪
できれば
- 有望である理由と根拠
- 暴落リスクを抑えて安値で買い入れるならいくらまで下がったら買うか
- できれば損切の値段や予期せぬ動きをした時のざっくりした対処法
を各銘柄ごとにセットで書き入れておきましょう。
暴落時に動き始める
そして いよいよ暴落が入った時、自分の銘柄リストと照らし合わせてみて
優良銘柄リストの中から暴落の原因とは関係の薄い銘柄であるにも関わらず
つれ安で下がっている銘柄をピックアップします。
(ここで言う暴落とはダウで言えば30~40%の下落を想定しています)
あとは上記で書いたようにあらかじめ決めていた安値で指値の期間注文を出しておきます。
指値注文を出していた銘柄の中から 気が付けばいくつかの注文は成立して 有望銘柄が
安値で購入できています!
(注意)感情が入るとつい早く購入したいがあまり下がりきる前に手を出して
失敗してしまうこともあるので、必ず指値の期間注文をお勧めします。
ETFに関しては ある程度暴落したらドルコスト平均法(一定額ずつ購入する方法)
で積み立て購入をし始めるのがいいでしょう。
暴落後はしばらく値動きが荒くなることもありますが、短期の動きに一喜一憂
せずにひたすら あらかじめ自分で決めた対処法に従うことが鉄則です。
ちなみに買い入れる銘柄は株・コモディティー等アセットの分散やドル建て
円建てなど通貨の分散、同じ株式の中でも金融・工業などセクターの分散など
初めのうちは各ベクトルを分散させておいた方が無難だと思います。
1年~2年 ひたすら定額積み立て投資
いざ購入開始した際の購入方法ですが自分の場合 ETFなら暴落後1~2年間
同額ずつドルコスト平均法で毎月自動積立で購入するようにしています。
例えば暴落直後から回復局面までをおおよそ2年ほどで見積もった場合
ETFへの総投資予定額が1000万程度なら期間2年なので年あたり500万
1カ月当たり約42万 この42万を有望なETF数種類にベクトルを振り分けて
毎月一定額づつ定期自動購入を組みます。
有望個別株に関しては上記でも記述した通り 安値で指しの期間注文を
打ち続けるというスタンスで行きます(^^)
2年経過後は市場の状況を見て継続かポートフォリオの組み換えを行っています。
世間が株高で盛り上がってきたらひたすら同口数ずつ1~2年かけて売り抜ける
買い方と同じく重要になってくるのが売り方ですが これに関しては
株価や景気が回復してきて各種メディアが再び「今は株を買うべき!」
と言い始めたら売り始めます。
売り方は一度には売らず、1~2年かけて売り切れるよう毎月一定口数づつ
売り抜けていきます。
ここでも感情を入れずに初めに決めたルールに従ってひたすら売り抜けます。
よく売りのタイミングをはかろうとする人もいますが、初心者がこれをやると
高確率で失敗します。
安全重視なら買いも売りも慎重にが鉄則です♪
まとめ
以上「不定期に訪れる経済危機をうまく活用した投資方法」でした。
いかがだったでしょうか。
自分は株の専門家でも何でもないのであくまでも一個人として
今まで20年以上の投資経験を踏まえたうえでの意見でしたが
とりあえずこの方法で今のところは市場の波をそこそこうまく乗り継ぐ
ことができています。
もちろん(2020現在のように)緩和マネーが前代未聞の規模であふれ、
大きな時勢を読む必要があるときはこちらの記事の一項目で紹介しているような
別の戦略をとることもあります。
経済危機をうまく乗り継ぐためには有効な戦略ではないかと考えています。
あなたの投資戦力の参考程度になれば幸いです(^^)