使用パーツ一覧
ミッチャクロン
なかなかくっつかない素材同士を接着する時に使用する最終兵器!
やすりで足かけした後で使用すると最強の接着性を誇る 。
今回はPP素材とウレタン塗装の密着に使用♪
サーフェイサー
塗装面の凹凸をなくして滑らかな塗装面を実現するアイテム。
ほかにも発色を良くする効果も期待できます、カラーリング前には吹き付けておきたい
アイテムです。 今回はカラーがクリーム色だったのでホワイトを選びましたが
上塗りのカラーによってグレーのサーフェイサーを使用することもあります。
2液硬化性ウレタンカラー
信頼と実績のアサヒペン ウレタンスプレー シリーズ!
お値段は信じられないほど高額ですが、耐久性と発色の良さも信じられないレベル。
速攻で劣化する アクリルやラッカースプレーとは比べ物になりません。
下の写真が塗装後4年経過後の様子です。 ミラーステーはサビだらけになって
いるのに対して塗装したミラー本体は輝き続けています!! ↓
海風にさらされながら雨ざらしで屋外に4年間放置されたとは思えない耐久性!
ただ弱点としては 衝撃に弱いのでそこだけは要注意(;^ω^)
2液硬化性ウレタンクリアー
ウレタンカラーの仕上げ 光沢出しや、塗装面の保護・ステッカーのコーティング
仕上げなどに使用。 ウレタンカラー同様に信じられないほどの耐久性を誇るクリアー
塗料。 光沢も段違いです。 注意点は 普通のカラースプレーと違って1度使うと缶内の
2液が反応し始めるので速攻で塗りきる必要があります。12時間で硬化してしまいます。
仕上がった塗装面は正直 4年たった今、純正カラーのパーツより輝いています。
恐るべき耐久性・・・ ステッカーの上から保護膜として塗装すると長期間美しい状態を
保ってくれます。 4年経過後の様子 ↓ 未塗装の上部とでくっきり光沢ラインが
分かれています。クリア塗装部だけキラキラ状態☆
ステッカー剥がれも色褪せもなく4年前の美しさを保っています!
ウレタン塗装は耐候性は抜群ですが、ガラスのような
硬化のしかたをするので、くれぐれも打撃系の衝撃には注意してくださいね(^^)
ベトナムキャリア
本来は股座に荷物を積載するためのパーツですが、自分は股座の黒色部分をボディ同色
塗装したので、塗面保護用に装着! 効果はてき面でした!
ちなみに本来のキャリアとしても活躍中。 田舎暮らしなので 草払いの際に
草刈り機を足の間にはさんで持ち運ぶ際 ベトキャリに乗せると楽です♪
4年経過後 ほとんど劣化は見られません。 さすがステンレス! 接合部に
多少の腐食は見えますがほぼ綺麗な状態を保っています。 ↓
販売ページを確認したところ我が家と同形のものはもう販売されていないようでした ↓
ナックルガード
中国製のナックルガード。納期が遅かったり、穴の寸法が微妙だったりと
なにかとチャイニーズリスクはありますが 逆にそこをDIYで完璧に仕上げるのが
楽しいアイテムです(;^ω^) ステーやグラインダー・ドリルなどを使って最適化
を楽しみましょう(笑) なかなかカスタムしがいのあるパーツです♪
4年経過後の様子 ↓ 塗装の乗りもステッカーの剥がれもありません。
割れている部分は立ちごけしてぶつけてしまった名残です(;´Д`)
自分の購入した白はもう出ていないようでした ↓
リア延長キャリアー
リアシートをオシャレカスタムしつつ雨天時の積載も確保するために使用した
リア延長キャリア。 この上にリアBOXのマウントを取り付けます。
また、ワンタッチでリアBOXを外せば通常の積載用キャリアに早変わり。
ノーマル鉄製かステンレスかで迷いましたが、こっちを選んで大正解!
ノーマル鉄製だったら4年後の今、数回は買い替え 付け替えしていたことでしょう・・
フロントキャリア
前かごを装着するためのフロントキャリア。
もちろん このままキャリアとしても利用できます。 こちらも自分が購入した
ステンレスタイプはもう販売されていないようでした・・
ステンレス前かご
バイク用のかごを散々探し回って結局行きついたのがチャリ用(;^ω^)
ところがコレがすごくイイ!!
スーパーカブ(JA10型)のフロントキャリアに設置すると ちょうどライトと
ギリ干渉しない位置にマウント! 形状・網目の大きさ共にJA10型カブに最適♪
オシャレさを崩さずに 実用性も兼ねる。 しかもステンレス製 最高の逸品(^^♪
4年経過後もはぼ新品当時の美しさ! ネジ穴周辺がサビ色なのは バイク本体の
ネジ穴がノーマル鉄の為、そこから発生したサビが表面に流出している為です。
GIVI リアボックス 30L
今回のカスタムで一番のお気に入りアイテム「GIVI リアBOX 30L」。
前から後ろへ流れるような美しいフォルムとレッドの配置が絶妙!
ロゴもなかなかいい感じ。 大きさも色々検討してみましたが、
30Lがちょうどスーパーカブのスタイルを崩さずに 実用性も兼ねる
ベストなラインと判断しました。
高品質バイク用リアBOXの代名詞といっても過言ではないGIVIさんですが、
4年間使ってみて確かにそのポテンシャル余すことなく発揮しています!
全く不具合ナシ! 4年後の様子 ↓ DIYしたウレタンカラーも劣化せず
ステッカー剥がれもありません。
注意点としては 塗装する際は非常に塗料が付きにくい素材なので、必ず
上記の(ミッチャクロン)(サーフェイサー)(2液硬化性ウレタンカラー)
(2液硬化性ウレタンクリアー)の順で慎重に塗装するといいでしょう。
安物の塗料だと速攻で劣化して終了です($・・)/~~~
VHT 耐火クリア艶出し
エンジンやマフラー等高温になる部分の保護&艶出しに重宝するアイテム
コレのおかげでエンジン回りは4年たっても腐食はナシ! ↓
海の近くに4年間雨ざらしの吹きさらしで駐車していたにも関わらずこの耐久!
超過酷な環境で温度変化もすさまじいのにしっかり塗膜を保っています。
通常この地域の原付は3年もすればサビだらけになりますが、見ての通り
サビは一切ありません。驚くべき保護塗膜です・・ 塗装時の注意点は
エンジン回りが汚れてからだと 塗膜がはがれやすくなるのでなるべく新品の
うちに塗装するか、ガソスタの高圧洗浄機借りてキレイに洗浄後、脱脂スプレー
を使って脱脂後に塗装するようにしましょう。
脱脂スプレー
あらゆる塗装シーンで大活躍の脱脂スプレー!
塗装時に意外と見落としがちなのが塗装面の脱脂!
塗装面に油分や汚れが残っているとせっかく丁寧に何層にも塗膜を作っても
すぐに剥がれ落ちてしまったりします・・ そうならないためにも面倒ですが
塗装前の 脱脂+ミッチャクロン はマストで施工しておきましょう。
ステンレスマフラー
マフラーはカブの鼓動をライダーに伝えてくれる大切なアイテム。
毎回聞くサウンドだからこそこだわりたい部分。
自分がカスタムで使用したものと同一品は執筆時 現時点では見当たりませんでした。
しかし、マフラー製造の老舗KITACOさんからいい商品が発売されました!
クラシックなスタイルがカッコイイ♪ 音量もやや上がる程度ですが
低音の質が向上するので 伝統的なカブサウンドに磨きがかかる感じ。
しかもエンジンの吹きあがりが多少上がるようなので、スプロケットの丁数UP
カスタムとも相性抜群! ちなみにJA10型カブはマフラーの交換だけはバイク屋さん
に頼んだ方が無難です。素人には取り外し・据え付けが異様に困難・・
ステンレス製マフラーは4年経過後もこの通り ↓ サビナシ! チタン製マフラーの
チタン焼けもカッコイイですが、自分はステン焼けもレトロな感じで 結構好きです♪
後方に向かってのグラデーションがいい感じ! 音質も変わらず良好。
ちなみに自分はエンジン直下の排気管からマフラーまで全部セットの
フルEXステンマフラーを購入したのでエンジン直下の経年後の様子は ↓
さすがステン!こちらもステン焼けのみで腐食は特に見られません(^^♪
フロントスプロケット
安いコストで乗り味を激変させる代表格と言ったら「フロントスプロケ」交換!
自分は丁数を1丁UPさせました。 丁数を増やすメリットは最高速UP、
発進時のガクガク低減、巡行時のエンジン回転数低下、平地や下りでの燃費向上。など
デメリットは発進時の馬力低下、登りではギアシフトをうまく使わないと燃費低下。
があります。 一言でいうと丁数UPさせると全体的に穏やかなフィーリングになります。
田舎道をのんびり流してツーリングみたいな使い方に向いているでしょう(^^)
スプロケはUP用とダウン用を用意してフィールドによって使い分けても楽しいものです。
ガンガン攻める時は丁数ダウンで高馬力使用、のんびりツーリング時は丁数UPで高速
低燃費仕様の乗り味を楽しんでみるのもいいですね♪
注意点は JA10型カブの場合1丁以上UPするとギアボックスと干渉することも
あるようです。 15丁くらいがベストかもしれません。
マグネットドレンボルト
エンジン内部の鉄粉取りに大活躍なのがこの「マグネットドレンボルト」!
バイク底面に刺さっている排オイル排出時に抜くボルトですが、オイル交換時に
このボルトの先端に大量の鉄粉が付着していました(;・∀・)
マグネットが付いていないノーマルのボルトだと この鉄粉は常時オイル中に混合して
ギアケースの可動部を削り続けることでしょう。 小さなパーツですが、
見えないところでエンジン環境に多大な貢献をしてくれる大切なアイテムです♪
ボトルホルダー
ちょっと一休みする時などに便利なホルダー。 旅中は林道や路肩で一休みすることも
そんな時コレがあれば、センタースタンドでバイクを固定し ベンチ代わりにして
どこでもティー休憩をとれます♪ いろいろ検討してみましたが、カブには
「ミノウラ」さんのホルダーが一番いいように感じました。
この直線と曲線のバランス、素材の質感がカブのデザインによく合います!
ベトキャリ用のネジ穴に仮固定して走行時はこのように ↓
前に倒して邪魔にならないように。 休憩時は手前に傾けて ↓
収納式ドリンクホルダーみたいにして使っています。 4年間特に不具合はなかったです。
夏場は必須 カブに最適な魔法瓶
夏場自販機で飲み物を買ってもすぐにぬるくなったり、露でバッグの中が濡れたり
(;´Д`) そんな時に最適なのがこの魔法瓶!!
- 500mlなのでちょうどペットボトルサイズの容量!
- 上記で紹介したホルダーにピッタリ合う
- 保冷・保温性能に定評のあるサーモス社製
- 色とデザインが とにかくカブに合う
- 広口なので移し替えが簡単
- 中栓オープンがとにかく飲みやすい!
とメリットだらけ。 カブ乗りに最適なアイテムです(^^)
上記のホルダーと一緒に使用した様子 ↓
デフォルトであるんじゃないかと思えるほどしっくりフィット!!
カブのデザインに調和する美しいフォルム♪
自販機で買った500mlジュースがずっとキンキンに冷えたままで飲める!
もちろん冬は暖かさも持続♪ 最高です。 4年間愛用の逸品。
ステンレス チェーンカバー
スーパーカブの弱点の一つ チェーンカバーがサビやすいという点。
我が家のカブもこまめなメンテでしばらくは頑張りましたが やはりここばかりは
腐食が止められませんでした。 そこで ここもステンレス化することに!
2年間 使ってみて ↓
やはりステンレスは強いですね(^^) リアスプロケットのサビ具合と比較すると
一目瞭然(;^ω^) あとチェーンのチェック・メンテナンスも楽ちんになりました!
カブに最適なタイヤ
ミシュランM35 カブ乗りの間ではけっこう有名なタイヤ♪
ウェット性能も高く通常時の制動性も良好! 耐久性抜群で 旅・通常時共に
信頼性の高いタイヤです。迷ったらコレ1択で間違いなし。
デメリットは剛性が高いだけあって装着もてこずるので面倒な時は素直に
バイク屋さんにお願いしましょう。
タイヤワックスで磨きたくなるほどお気に入りのタイヤです(*´▽`*)
カブの美しさを手軽に長期間保つアイテム
ウレタン塗装やステンレス化がめんどい場合や、塗装保護していない部分の保護・
艶出しに絶大な効果を発揮したアイテム「バリアスコート」!!
4年間変わらず愛用の品です。ほかの品に乗り換えない理由は欠点が
見当たらないからです。 4年間使用した結果 ↓
バリアスコートを使用しているリムの輝きと 使用していないスポークの
崩壊具合を見れば言葉はいらないと思います・・
海沿いの吹きさらし野ざらし駐車で4年間。この保護力は規格外です!
JA10型カブに最適デザイン風防
角形デザインのJA10型カブに最適な旭風防さんのミドルスクリーン!
さすが風防のエキスパートメーカー! いい仕事してます。
文句なしのデザイン♪ 欠点としては 我が家のJA10に装着した際は
ミラーステー等を加工して装着する必要がありました。
DIYに自信のある方にはおススメのアイテム。 もしくはバイク屋さんに
依頼してもいいかもしれません。 上記のバリアスコートでコーティング
すると4年経過後も透明度を保っています (^^♪ ↓
カブと言ったらみかん箱
田舎カブの定番中の定番! みかん箱搭載♪ すごくなじむ(;^ω^)
積んでみて実感する積載性のよさ! 田舎のじいちゃん達がこぞって積んでる
意味が分かった。 なんでも気兼ねなく放り込めるし、安いので劣化してきたら新品に
積みかえるだけ 一度使ったらやみつきになる使い勝手の良さ♪
自分の場合は通常時はみかん箱乗せて、町乗り時は取り外します。
荷締めロープで簡単に脱着できるようにしています。
リアキャリアーのロープ掛けを通してがっちり固定!
ワンタッチで取り外してリアシートになります。大容量な積載スペース(´▽`)
犬 キーカバー
犬デザインのキーカバー 犬好きにはたまらないアイテム。 カブのキーを入れるには
少し差込口の幅が狭いので 壊れないよう注意しつつ、力でねじ込むか
グラインダーで鍵の頭を削って薄くして入れる必要があります。
ホンダウルトラG2オイル
ホンダが推奨しているのはG1オイルの方です。 確かに通常走行では
G1で全く支障はないです。
いちおG1~G4まで試してみました。 感想としては
- G1 普通 すべて普通 可もなく不可もなく
- G2 ギアフィーリングが心地よく入る感じ走りもスムーズ
- G3 ちょっとギアチェンがスムーズすぎて違和感
- G4 シャバシャバした感じ? 粘度が柔すぎるような・・
といったような感想を持ちました。
G3以上はカブ的な走りというよりはガンガン回してレーシーに走りたい
人向けかと・・・ あとG4は超低温時は始動性が向上するかもしれませんね。
個人的にはG2が断トツでおススメです。 カブを思う存分楽しめるオイルだと思います。
まとめ
以上 自分がスーパーカブ(JA10型)を「愛犬家仕様」にカスタマイズした際に
使用したパーツとその他の小物でした。
最後に4年間比較的綺麗な状態に保つことができた裏技があります。 もちろん
各パーツの耐候性を考えたカスタムも大切ですが、バイク駐輪スペースの
すぐ近くに水道ホースとブロアーを置いておくというのがあります。
月に1回 台風などで塩をかぶった時は直後に水をバシャッとかけて
ブロアでザっと水滴を飛ばすという習慣。この約1分30秒程の工程がなにより
効果的です。駐輪スペースの真横に水道ホースを常備しておいて手軽に
流せるようにしておくことで習慣化しました。小まめにワックスがけなどやっていても
1年もすれば面倒になってしまいます。それよりは 年に1回上記で紹介した
バリアスコートを塗り込んで あとは月に1回 1分30秒の洗浄のみ。
これで4年間ピカピカを保てました(^^♪